芸備線東城~備後八幡間の再開は5月初旬の見込み…北海道では釧網本線や花咲線で運行見合せ中

3月11日に確認された釧網本線と花咲線の被災状況。
3月11日に確認された釧網本線と花咲線の被災状況。全 1 枚

JR西日本は3月17日、運行を見合わせている芸備線東城(とうじょう)~備後八幡(びんごやわた)間の復旧を4月末に見込んでいることを明らかにした。

同区間では、3月9日に新見発の下り始発列車が斜面から流入した土砂に乗り上げ、約15m離れた成羽(なりわ)川方向に脱線・横転した。

現在、車両の撤去作業中で、その後に斜面の復旧作業が行なわれるため、列車の運行再開は5月初旬を見込んでいる。それまでは東城~備後落合間でジャンボタクシーなどによる代行輸送が終日実施される。

一方、JR北海道では、低気圧接近や気温上昇の影響により、3月11日に釧網本線や根室本線釧路~根室間(花咲線)で線路冠水や土砂流入、路盤流出などが確認されており、釧網本線は東釧路~知床斜里間で、花咲線は全線で運行を見合わせている。

こちらは3月12日時点で運行見合せが少なくとも1週間程度続くとされており、現時点でも再開日が明らかにされていない。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
  2. もしも流行の「2段ヘッドライト」がなかったら…!? 一流デザイナーが斬新なフロントマスクを提案
  3. 地面が光る「埋込型信号」が日本初導入、「横断歩道がわかりやすくなった」効果に期待
  4. 東京外環道、千葉県内の4つのインターチェンジがETC専用に…9月2日から
  5. 高級車専用の屋内駐車場「コーンズ・リザーブ」、大阪南港に10月オープン
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る