JR八戸線のリゾート車両「リゾートうみねこ」が、3月29日限りで定期運行を終了することになった。
同車はもともと、2002年4月にキハ48形3両を改造した「き・ら・き・ら みちのく」として登場し、2011年4月には「リゾートうみねこ」に再改造されて八戸線へ投入。大型の側窓や嵩上げした座席床面など、眺望性を重視した車内が大きな特徴となっている。
定期運行終了後の6月13・14日には、八戸~盛間で「ありがとうリゾートうみねこ」として運行されることになっており、三陸鉄道リアス線へ入線する。
時刻は6月13日が八戸11時4分頃発~久慈12時30分頃着・12時58分頃発~宮古14時23分頃着・14時38分頃発~釜石16時45分頃着・16時54分頃発~盛17時38分頃着。6月14日が盛8時57分頃発~釜石10時2分頃着・10時13分頃発~宮古11時30分頃着・11時57分頃発~久慈14時39分頃着・15時51分頃発~八戸18時7分頃着。
旅行商品として運行され、片道ずつ乗車の日帰りコースと宿泊込みの往復コースがある。旅行代金は大人8900円~4万9800円、子供6900円~3万9800円。申込みは4月1日13時から、びゅうトラベルサービスのウェブサイト「日本の旅、鉄道の旅」で受け付ける。