『SL「やまぐち」号』の運休は5月6日まで延びる…新型コロナウイルスの感染拡大で影響を受けるSL列車

再び運行開始の先送りが決まった『SL「やまぐち」号』。5月6日まで運休する。
再び運行開始の先送りが決まった『SL「やまぐち」号』。5月6日まで運休する。全 3 枚
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、JRや私鉄各社で運行しているSL列車の運休期間延長などが相次いでいる。

JR西日本では、2020年シーズンの運行開始を3月20日からとしていた山口線新山口~津和野間の『SL「やまぐち」号』を3月29日まで運休としていたが、3月24日には5月6日までに変更すると発表。

3月25日には、北陸本線米原~木ノ本間で運行する『SL北びわこ号』のうち、4月26日、5月3日の運休を発表。5月10日以降については指定席券の販売数を減らして運行するとしている。

一方、下館駅(茨城県筑西市)と茂木(もてぎ)駅(栃木県茂木町)を結ぶ真岡鐡道の『SLもおか』は、3月7~22日の運休を決めていたが、これを4月5日まで延長する。4月11日以降については運行予定としているが「新型コロナウイルス感染症の動向によっては変更となる場合もございます」とアナウンスしている。

また、金谷~千頭(せんず)間で『SLかわね路号』を運行している静岡県の大井川鐡道は、同列車での車内販売や記念写真撮影サービスの休止、「SLおじさん」「SLおばさん」と称した専務車掌の車内巡回自粛を3月11~31日としていたが、3月24日には4月6日まで延長すると発表している。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  2. V4エンジン搭載の新型ヤマハ『YZR-M1』登場に、SNSでは「ビリビリくるぜ!」「男の子はこういうの好きだよねー」など反響
  3. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  4. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  5. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る