GM、2020年の業績見通しを撤回…新型コロナウイルスで事業に不確実性増す

コメロサンゼルス市内(3月24日)
コメロサンゼルス市内(3月24日)全 2 枚

GM(General Motors)は3月24日、流動性を確保するために、金融機関の融資枠から、およそ160億ドル(約1兆7860億円)を引き出すと発表した。

今回の発表は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、グローバル市場における業績が不確実性を増していることを考慮したものだ。GMは、160億ドルの資金を調達することにより、財務基盤を強化する。

また、GMは2020年の業績見通しを撤回した。新型コロナウイルスの感染拡大によって、GMの事業に与える影響が見通せないためという。

GMのメアリー・バーラ会長兼CEOは、「過去数年にわたって、GMを変革し、ビジネスを強化し、不況に負けないための戦略的決定と構造改革に取り組んできた」と語っている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型フォレスター半端ないって! 純正用品で大変身、日本初披露“サンドカラー”のクロストレックが登場…東京アウトドアショー2025
  2. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
  3. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  4. 【メルセデスベンツ Eクラスオールテレイン 新型試乗】Eクラスを選ぶならこれが一番。ただしお値段は…中村孝仁
  5. ジェイテクト、「ベアリング」の模倣品2600点をタイで摘発
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る