NTT、トヨタに続きゼンリンと資本業務提携…高度地理空間情報データベースを共同構築

NTTとゼンリンが資本業務提携
NTTとゼンリンが資本業務提携全 1 枚

NTTはトヨタ自動車に続き、地図データベースサービス大手のゼンリンと資本業務提携に合意。IoT/AI時代に向けた地図の高度化に共同で取り組んでいくことを発表した。

NTTは、ヒト・モノ・コトのセンシングデータを、リアルタイムに高精度空間情報に精緻に統合し、多様な産業基盤とのデータの融合や未来予測を可能にする「4Dデジタル基盤」の研究開発に着手し、スマートな社会=Smart World 実現への貢献を目指している。一方、ゼンリンは、コト・モノ・ヒトが複雑につながる現代社会にて、グループが保有している位置情報や一般に流通している情報の「量と質」を最適化し、利活用することで新たな価値の創造を目指している。

今回の資本業務提携により両社は、インフラ管理、MaaS・自動運転分野、スマートシティ等の分野における両社のビジネス拡大、およびNTTが構想する「4Dデジタル基盤」に資するため、NTTグループの高精度測位技術、高精度な地図整備・インフラ維持管理のノウハウと、ゼンリンの地図制作ノウハウを活用し、「高度地理空間情報データベース」を2020年度より共同で効率的に構築していく。

なお、NTTはゼンリンの実施する自己株式の第三者割当を引受けることによりゼンリン普通株式7.32%(420万株)を取得する予定だ。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三菱『デリカミニ』がフルモデルチェンジ!「やんちゃ坊主」感アップ、走りも三菱らしく進化
  2. 【日産 ルークス 新型】「ルークスはパイクカー」開発デザイナーが立ち返った“軽ならではのデザイン”とは
  3. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  4. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  5. 同じレートでも違う? 直巻きスプリングで乗り味が激変する理由~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る