フォルクスワーゲングループ(Volkswagen Group)は3月26日、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の影響で不足している医療用資材を中国で調達し、ドイツの医師や病院に寄付する体制を構築した、と発表した。
フォルクスワーゲングループが寄付する医療用資材の総額は、約4000万ユーロだ。マスク、手袋、消毒剤、体温計、保護メガネ、防護服などを、緊急の治療とケアを行う医療関係者に寄付する。
すでにフォルクスワーゲングループは、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、保有しているマスクおよそ20万枚を寄付している。今回の取り組みは、これに続くものとなる。
フォルクスワーゲングループの調達部門が、医療用資材を中国で手配。フォルクスワーゲングループの物流部門が、医療用資材の輸送を担当する。
VWグループの調達と物流部門が新型コロナウイルス向け医療用資材を手配・輸送フォルクスワーゲングループは、最優先事項は、できるだけ早く医師や病院に医療用資材を届けること、としている。