画像解析と深層学習で駅の人身事故を未然に防ぐ…小田急が転落検知システムを導入 4月1日から

転落検知システムのイメージ
転落検知システムのイメージ全 3 枚
小田急電鉄(小田急)は3月30日、駅構内での人身事故を未然に防ぐための「転落検知システム」を4月1日から運用開始すると発表した。

これは、法人向けのシステム販売などを行なっているパナソニックシステムソリューションズ(パナソニック)と連携して構築されたもので、パナソニックが持つ画像解析技術と、「ディープラーニング」と呼ばれる深層学習技術を鉄道環境に応用。駅構内に設置されたカメラの映像をリアルタイムに解析し、ホームから転落した人やホーム端に一定時間留まり、列車と接触する怖れがある人を自動的に検知し、駅係員に発報することができる。

最初は東京都世田谷区内の小田急線経堂駅と祖師ヶ谷大蔵駅に導入されるが、両駅では2019年12月からカメラごとの検知エリアの設定や、人と列車を区別するための事前学習を行なっているという。

経堂駅
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《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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