マルチスズキ、人工呼吸器や防護服を生産へ…新型コロナウイルス

マルチスズキと契約を結んだAgVa Healthcare社の人工呼吸器
マルチスズキと契約を結んだAgVa Healthcare社の人工呼吸器全 1 枚

スズキのインド子会社のマルチスズキ(Maruti Suzuki)は3月28日、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染拡大を受けて、人工呼吸器やマスクの生産を開始すると発表した。

マルチスズキは、人工呼吸器メーカーのAgVa Healthcare社と契約を締結した。2社は協力して、人工呼吸器の生産を行う。目標は、月に1万個を生産することだ。マルチスズキは、サプライヤーと協力しながら、必要な数の人工呼吸器を生産する。その経験と知識を応用して、システムをアップグレードし、大量生産と品質管理を行う計画だ。

また、マルチスズキは、現地パートナーとの合弁会社を通じて、インド政府やハリヤナ州に供給するための3層マスクを生産する予定だ。すべての承認が得られ次第、生産を開始する。

さらに、マルチスズキは、別の現地パートナーとの合弁会社を通じて、すべての承認が得られ次第、防護服も生産する予定。工場では、政府の推奨に従って、従業員の安全と健康を保護するために、最大限の注意を払う、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【日産 ルークス 新型】「ルークスはパイクカー」開発デザイナーが立ち返った“軽ならではのデザイン”とは
  2. 三菱『デリカミニ』がフルモデルチェンジ!「やんちゃ坊主」感アップ、走りも三菱らしく進化
  3. 「アルパインスタイル仙台R4」がグランドオープン、待望の仙台エリアへ出店
  4. 「めちゃくちゃ好きでした、さよなら」フォードGTの販売終了に対しファンからは悲しみの声
  5. 日産『リーフ』新型、米国EV最安値の約440万円から…今秋発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る