マツダ CX-30 と MX-30、レッドドット賞に輝く…ドイツ工業デザイン賞

マツダ CX-30(欧州仕様)
マツダ CX-30(欧州仕様)全 3 枚

マツダ(Mazda)の欧州部門は3月31日、『CX-30』と『MX-30』 が、「レッドドット:プロダクトデザイン2020」を受賞した、と発表した。

「レッドドット賞」は、ドイツの「ノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンター」が主催しており、およそ60年の歴史を持つ世界で最も権威のあるデザイン賞のひとつだ。世界各国から応募された自動車など幅広いカテゴリーの工業製品から、デザインの革新性、機能性、人間工学などの9つの基準に基づき審査され、クオリティの高いデザインにレッドドット賞が贈られる。

このレッドドット:プロダクトデザイン2020を、CX-30とMX-30が受賞した。CX-30には、最新の魂動デザインが導入されており、伝統的な日本の美学に根ざした芸術的なデザインを取り入れた。具体的には、ボディ上部にスリムで伸びやかなプロポーションと、下部の幅広クラッディングパネルによるSUVらしい力強さと安心感を同時に表現する。書道の筆づかいの動きに着想を得て、フロントフェンダーからリアタイヤへとスピード感ある弧を描いたショルダー部は、ひと筆書きの強い光で動きを表現。その下のボディ面は、クルマの動きとともに周囲の景色がS字型に揺らめきながら映り込む、光の移ろいを表現している。

マツダ初の量産EVがMX-30だ。マツダのデザインテーマの魂動のもと、「Car as Art」として、さらに芸術性を高めるとともに、表現に拡がりを持たせることに挑戦した。人の手が生み出す美しい造形とこだわりのつくり込みを基礎としながら、将来に向けた価値観の変化や、新しいライフスタイルに寄り添うことを目指し、ヒューマンモダンをコンセプトに、そのデザインを作り上げている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  2. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  3. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  4. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
  5. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る