大型バス スペースランナー など、エアヒータ配線が焼損するおそれ リコール

改善箇所
改善箇所全 1 枚

UDトラックスは3月31日、日産ディーゼルの大型路線バス『スペースランナー』などのエアヒータリレーに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは2005年5月19日から2010年8月20日に製造された『ふそうエアロスターS』などを加えた3機種2462台。

対象車両は、エンジンインテークエアヒータリレーにて、リレー内部電気接点の耐久性が不足しているため、アイドリングストップ機能や、停留所等でのエンジン停止始動を頻繁に繰り返すと、接点部がアーク放電により溶損することがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、接点が溶着状態となり発熱して炭化・発煙し、最悪の場合、リレーおよび配線の一部が焼損に至るおそれがある。

改善措置として、全車両、インテークエアヒータリレーを新品に交換する。また、エアヒータ機能を解除する手動ON/OFFスイッチを追加し適切な使用を励行するステッカーを貼付し、エアヒータの作動条件等を明記したリーフレットを配布する。なお、追加部品の供給に時間を要することから、当該リレーを先行して交換し、追加部品は供給の準備でき次第、改めて取付けする。

不具合は3件発生、部分焼損事故が1件起きている。市場からの情報によりリコールを届け出た。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. “夏ドライブ”の快適性を上げる、便利アイテム2種5品[特選カーアクセサリー名鑑]
  5. BMW、カーボン素材を天然繊維複合素材に置き換え、量産車に採用へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る