トヨタ×BYD、EVの研究開発合弁会社を発足

トヨタ自動車とBYD
トヨタ自動車とBYD全 1 枚

4月2日、トヨタ自動車とBYDが折半出資する電気自動車(EV)の研究開発合弁会社「BYD TOYOTA EV TECHNOLOGYカンパニー有限会社(BTET)」が発足した。

両社は、2019年11月7日に電気自動車(EV)の研究開発に関する合弁会社の設立に向けた契約を締結して以降、準備を進めてきたが、今回、登記を完了し、5月中を目途に事業を開始することになった。

董事長(会長)にはトヨタ自動車研究開発センター(中国)高級執行副総経理の岸宏尚氏が、総経理(社長)にはBYDの趙炳根氏が就任する。

会社設立にあたり、岸 新董事長は「新会社では、BYDとトヨタそれぞれの強みを持ったエンジニアがひとつ屋根の下に集い切磋琢磨しながらクルマづくりに取り組むことで、中国の顧客に喜んでもらえ、性能にも優れた電気自動車の開発を目指す」と語った。

趙炳根 新総経理は「新会社では、中国と日本からの技術やノウハウを持ち寄り、より環境に優しく、安全で、乗り心地よく、そして賢い電気自動車を作るための高品質な技術を追求し、普及させることに取り組んでいく。我々のビジョンは顧客中心の未来のモビリティ社会に向け、利便性と環境保護を両立させることだ」とコメントした。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「さすが俺達の日産技術陣!」日産の新型EVセダン『N7』にSNS反応、「カッコ良すぎないか」などデザイン評価
  2. ゴミ回収箱に人が入ることは予見不能
  3. ヤマハの125ccスクーター『NMAX 125 Tech MAX』が世界的デザイン賞、ヤマハとしては14年連続受賞
  4. ホンダ『モンキー』イベントに過去最高の550台超が集結!「自腹」でも続ける「二輪文化継承」への思い
  5. 「洗車の日」企画:ユーザーが知りたいケミカル用品と洗車機の進化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. AI導入の現状と未来、開発にどう活かすか? エンジニアの声は?…TE Connectivityの独自リポートから見えてきたもの
  2. トヨタ「GRファクトリー」の意味…モータースポーツのクルマづくりを生産現場で実現【池田直渡の着眼大局】
  3. 住友ゴム、タイヤ製造に水素活用…年間1000トンのCO2削減へ
  4. EVシフトの大減速、COP消滅の危機…2024年を振り返りこの先を考える 【池田直渡の着眼大局】
  5. 【学生向け】人とくるまのテクノロジー展 2025 学生向けブース訪問ツアーを開催…トヨタ、ホンダ、矢崎総業、マーレのブースを訪問
ランキングをもっと見る