アウディの新型EVクーペ『e-tron スポーツバック』、今春欧州発売へ…7万1350ユーロから

0~100km/h加速は5.7秒

1回の充電での航続は最大446km

ドライブ特性を7つのプロファイルの間で切り替え可能

アウディ e-tron スポーツバック
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アウディは4月2日、新型EVの『e-tronスポーツバック』(Audi e-tron Sportback)を今春、欧州市場で発売すると発表した。ドイツ本国でのベース価格は、7万1350ユーロ(約835万円)と発表されている。

e-tronスポーツバックは、アウディブランドの初の市販EV、『e-tron』から派生したモデルだ。『A7スポーツバック』や『A5スポーツバック』同様、「スポーツバック」の名前を冠した。e-tronスポーツバックのルーフは、筋肉質なボディ上にフラットに伸び、リアに向かって優雅なラインを描き出している。典型的なクーペのシルエットを備えたこのルーフは、後方へ向かって大きく傾斜したDピラーへとシームレスに流れ込む。ボディサイズは、全長4901mm、全幅1935mm、全高1616mm、ホイールベース 2928mmだ。

0~100km/h加速は5.7秒

e-tron スポーツバックは、アウディ e-tronとEVパワートレインを共有する。「55クワトロ」グレードの場合、モーターは前後に2個搭載され、最大出力360hp、最大トルク57.2kgmを発生する。0~100km/h加速は6.6秒だ。最高速はリミッターにより、200km/hに抑えられる。

また、ブーストモードを採用した。シフトレバーをDモードからSモードに移動し、アクセルペダルを床まで踏み込むと、ブーストモードが起動する。この時、最大出力は408hp、最大トルクは67.7kgmに向上する。この効果で、0~100km/h加速は5.7秒の性能を実現する。

駆動方式は、電動4WDの「クワトロ」だ。この電動4輪駆動システムは、あらゆる地形と天候状況で優れたトラクションとハンドリングを追求する。システムは、前後アクスル間の理想的な駆動トルクの配分を、連続的かつ瞬時に調整する。ほとんどの走行状況では、リアのモーターのみを使用する。ドライバーが大パワーを求めた場合、フロントのモーターも瞬時に作動する。フロントモーターの作動は、滑りやすい路面や高速コーティング中にスリップが発生する前、または車両がアンダーステアやオーバーステアの状態になる前にも、予測的に行われる。アウディ e-tron スポーツバック

1回の充電での航続は最大446km

バッテリーはリチウムイオンで、蓄電容量は95kWhと大容量だ。この効果もあり、1回の充電での航続は、欧州仕様の場合、最大で446km(WLTP計測モード)の性能を備える。

また、最大150kWの出力で直流(DC)急速充電を行うことが可能だ。これにより、およそ30分でバッテリー容量の80%を充電できる。公共の交流(AC)充電ステーションでは、標準のモード3ケーブルを使用する。この場合、最大11kWの電力を利用できる。2020年の夏に欧州でオプション設定予定のセカンド車載充電デバイスを使用すると、22kWでの充電に対応することができる。

アウディ独自の充電サービスである「e-tron充電サービス」を利用すると、欧州21か国の約12万の公共充電ステーションに簡単にアクセスすることが可能だ。アウディの充電サービスに対応したカードがあれば、AC充電、DC充電、出力が11kWか150kWを問わず、すぐに充電を開始することができる。アウディ e-tron スポーツバック

ドライブ特性を7つのプロファイルの間で切り替え可能

ダイナミックハンドリングシステムの「アウディドライブセレクト」により、ドライバーは複数のドライブコンポーネントの特性を、7つのプロファイルの間で切り替えることができる。その結果、スムーズで快適な乗り心地から、スポーティで安定したハンドリングまで、幅広く車両の特性を変化させることが可能になった。電子制御ダンパーを備えたアダプティブエアサスペンションは、速度が上がるにつれて車高が下がり、エアフローが大幅に改善され、その結果として航続が延びる。システムは、車高を最大76mm変化させることができる。

アウディは、e-tron スポーツバックに、量産車初のデジタルマトリクスヘッドライトを採用した。このヘッドライトは、光を微細なピクセルに分解することで、非常に明るく道路を照らすことができる。DMD(デジタルマイクロミラーデバイス)と呼ばれるテクノロジーに基づいており、多くのビデオプロジェクターでも使用されている。その中心には、100万個のマイクロミラーを含む小さなチップが設置されている。各エッジの長さは、わずか数百分の1mmだ。個々のマイクロミラーは、静電気によって毎秒5000回動かすこと可能。設定に応じて、LEDライトはレンズを介して道路へと照射されるか、光ビームの領域がマスキングされて吸収される。

インテリアは、クーペボディ化により、後席ヘッドルームがe-tronよりも20mm小さくなった。荷室容量は615リットル。後席の背もたれを折りたたむと、荷室容量は最大で1655リットルに拡大する。オプションの電動テールゲートは、足の動きによって開閉できる。

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《森脇稔》

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