【F1】後退し続ける“開幕ライン”…6月中旬カナダGPもコロナ禍で延期

2019年F1カナダGPの模様。
2019年F1カナダGPの模様。全 5 枚

6月12~14日を開催日程としていたF1カナダGPの延期が日本時間4月8日に公表された。これで2020年のF1世界選手権シリーズは当初予定の第9戦までが延期もしくは中止となり、現時点で“開幕ライン”は6月26~28日のフランスGPまで後退している。

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モントリオールのジル・ビルヌーブ・サーキットで例年6月に開催されるカナダGPは、晴天ならば景色の美しいGPとしても知られ、F1カレンダーにおける存在感は抜群な一戦だ。コース名に冠されるジル・ビルヌーブとは主にフェラーリで活躍したカナダ出身のF1ヒーロー、そういったメモリアル性もある(ジルは故人。その息子ジャックは1997年F1王者)。

しかしながら、そんなカナダGPもコロナ禍による延期が決まり、今年は通例時期の開催ではなくなることとなった。

当初第9戦として6月12~14日が開催予定だったカナダGPは、第8戦までの延期や中止によって暫定的な今季カレンダー先頭の位置にあったが、そのポジションは6月26~28日を開催予定とするフランスGPに移る。

6月末~8月初旬には欧州で4つのGP(フランス、オーストリア、イギリス、ハンガリー)の開催が当初日程で連なっている。このうちのどこかで開幕できるのか、それともそれ以降になるのか…? 依然として予断を許さない状況である。

F1では通常は夏に実施する規則面でのファクトリー閉業を春に移行し、適用期間も延長して実施しているが(既報)、さらに期間を延ばす措置も講じるなど各種調整努力を継続中。また、F1参戦チームの技術力が医療関連に活かされたという報道も見られるなどしている昨今だ。

《遠藤俊幸》

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