カルマ、完全自動運転の商用車発表…次世代電動車向け車台がベース

カルマの完全自動運転商用車、L4 Eフレックスバン
カルマの完全自動運転商用車、L4 Eフレックスバン全 4 枚

カルマオートモーティブ(Karma Automotive)は4月9日、次世代電動車向け車台の「カルマ Eフレックス」をベースに開発した自動運転商用車、『L4 Eフレックスバン』を発表した。

カルマオートモーティブは、プラグインハイブリッド(PHV)の4ドアスポーツカー、『カルマ』を製造・販売していたフィスカーオートモーティブの破産後の資産を買収する形で、2014年に米国カリフォルニア州に設立された。現在、カルマ後継車の『レヴェーロGT』を生産・販売している。

L4 Eフレックスバンは、新しい電動モビリティソリューションを提供するために設計された5つのプラットフォームのひとつ、EV向けアーキテクチャを備えたレベル4の自動運転商用車だ。フルEVとエンジンを併用したレンジエクステンダーEVに対応する。

カルマのL4 Eフレックスバンには、エヌビディアの自動運転車向けコンピューティングプラットフォーム「NVIDIA DRIVE AGX Pegasus」を搭載している。これにより、320兆/秒のディープラーニング動作を可能にした。2つの「NVIDIA Xavier」プロセッサと、2つの「Tensor Core GPU」を備えたスケーラブルなアーキテクチャの上に構築されている。

カルマは、エネルギー効率の高い高性能AIコンピューターが、ディープニューラルネットワークを同時に実行して、安全で高度に自動化された完全自動運転を実現する、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  2. 「復活まじうれし!」「全色欲しい」新型スズキ『GSX-R1000』発表に、SNSは話題沸騰!
  3. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  4. トヨタ「クラウン」「アルファード」など21車種、64万台超の大規模リコール[新聞ウォッチ]
  5. ホンダ『N-ONE e:』の価格を予想、280万円台からか…実質ガソリンモデル並み?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る