【懐かしのカーカタログ】あの頃は輝いていた日本のステーションワゴン・その2

日本のステーションワゴン
日本のステーションワゴン全 9 枚

90年代初頭、日本ではステーションワゴンのブームが起こった。車種もバラエティに富んでいた。今となっては懐かしいそんな時代のキャストを振り返ってみたい。

【画像全9枚】

日産 ステージア(初代・1996~2001年)

日産 ステージア(初代・1996~2001年)日産 ステージア(初代・1996~2001年)
カタログの表紙の地色にもなっている“エメラルドグリーンパール”のボディカラーが懐かしい。『スカイライン』や『セドリック/グロリア』のワゴンに代わるモデルとして登場したのがこの『ステージア』。ホイールベースは2720mmで、これは当時の『スカイライン』『ローレル』と共通だ。

日産 ステージア(初代・1996~2001年)日産 ステージア(初代・1996~2001年)
エンジンは直6とし、97年にはオーテックが手がけたR33型GTーR由来のエンジン、リヤサスペンションの「260RS」が登場。このクルマはMTのみの設定だった。4WDも設定し、走りとLクラスらしいゆとりを両立させていた。

マツダ・カペラカーゴ(1988~1994年)

マツダ・カペラカーゴ(1988~1994年)マツダ・カペラカーゴ(1988~1994年)
5代目『カペラ』がベース。当初は『カペラカーゴ』だったが、後に『カペラワゴン』に車名が改められている。欧州調のシンプルでクリーンなスタイリングが特徴で、ドアガラスはピンを用いてサッシュとの段差をなくしたアウディ方式を採用。FF車は格納式のサードシートを備える7人乗りだった。

マツダ・カペラカーゴ(1988~1994年)マツダ・カペラカーゴ(1988~1994年)
量産車世界初を謳うプレッシャーウェーブ・スーパーチャージャーディーゼル(2リットル)を設定。4WDはセンターデフとリヤビスカスLSDを組み合わせたフルタイム4WD。セダンよりホイールベースを60mm伸ばしたのは次世代のモデル。

三菱 ディアマンテワゴン(初代・1993~1997年)

三菱 ディアマンテワゴン(初代・1993~1997年)三菱 ディアマンテワゴン(初代・1993~1997年)
先代に当たる『マグナワゴン』同様、オーストラリア製のいわゆる“逆輸入車”。今思い出すと微妙な差ではあるが、フロントマスクは豪州仕様では当時のセダンの『シグマ』だったが、日本仕様はやや眼光鋭い『ディアマンテ』のそれが車名とともに採用された。

三菱 ディアマンテワゴン(初代・1993~1997年)三菱 ディアマンテワゴン(初代・1993~1997年)
3リットルのV6エンジンを搭載するモノグレード展開で、本革シートや液晶TV藻似たー付きオーディオ(CDオートチェンジャー、リヤルーフスピーカー付き)などが奢られていた。

トヨタ・カローラ・ツーリングワゴン(3代目・1991~2002年)

トヨタ・カローラ・ツーリングワゴン(3代目・1991~2002年)トヨタ・カローラ・ツーリングワゴン(3代目・1991~2002年)
“カロゴン”の通称が流行ったこともあったが、『カローラ』のファミリーらしく、扱いやすい実用車。ハイルーフの基本設計の確かさが長寿のポイントだった。

トヨタ・カローラ・ツーリングワゴン(3代目・1991~2002年)トヨタ・カローラ・ツーリングワゴン(3代目・1991~2002年)
写真のカタログは1996年5月のもので、この時に4AーGE型5バルブツインカム(165ps/16.5kg・m)搭載の「BZツーリング」を設定、このモデルはハイオク仕様だった。カタログには“ABS & 運転席SRSエアバッグをツーリング系前者に標準装備”ともある。

《島崎七生人》

島崎七生人

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト 1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

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