大規模災害時の復旧、重要物流道路以外も国が代行 法令を改正へ

2019年台風19号、宮城県丸森町市内の被災状況(参考画像)
2019年台風19号、宮城県丸森町市内の被災状況(参考画像)全 1 枚

国土交通省は4月13日、大規模な自然災害の発生後、道路の災害復旧を国が迅速に実行できるよう道路法施行令を改正すると発表した。

激甚化、頻発化する自然災害の際に道路を迅速に復旧して、安全で円滑な道路交通の確保を図ることが急務となっているが、被災自治体がこれらに対応するのは負担が大きい。

現行制度では、道路法で規定している重要物流道路は一定の要件を満たす場合、国土交通大臣が災害復旧を代行できることとなっている。今回、重要物流道路以外も国土交通大臣が災害復旧を代行できるように法令を整備する。

今国会に道路法の改正案を提出していることから、道路法施行令を改正して、国土交通大臣が道路管理者に代わって指定区間外国道、都道府県道、市町村道の災害復旧工事を行う場合に代行する権限と必要な技術的読替えなどを規定する。

パブリックコメントを実施した上で改正道路法と同時に公布・施行する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ハイエースの牙城を崩すか、個性的デザインの「EVバン」が日本上陸…キア『PV5』発売は2026年春
  2. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
  3. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  4. 寂しさ45%、読者の感情:レクサス『LS』生産終了…「時代の流れ」「次への期待」が交錯
  5. マツダの新型SUVが約250万円から!?「バグってる」「買わない理由がない」など驚きの声殺到
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る