フォードモーター、新型コロナウイルスの影響で赤字見通し 2020年第1四半期暫定決算

フォードF600
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フォードモーター(Ford Motor)は4月13日、2020年第1四半期(1~3月)の決算(暫定値)を発表した。

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同社の発表によると、売上高はおよそ340億ドル(約3兆6600億円)。前年同期の403億4200万ドルに対して、15.7%減少した。

また、第1四半期の税引き前損失は、およそ6億ドル(約645億円)。前年同期の11億4600万ドルの黒字に対して、赤字に転落する見通しとなった。

赤字に転落する見通しとなったのは、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の世界的な感染拡大により、新車販売が落ち込んだためだ。第1四半期の世界新車販売は、前年同期に対して、21%減少している。

フォードモーターのティム・ストーンCFO(最高財務責任者)は、「バランスシートをさらに強化し、流動性を高めて財務の柔軟性を最適化するために、すべての資金調達オプションを検討している」と述べている。

《森脇稔》

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