JRのGW予約率、最高でJR東日本の11%…新幹線は上越・北陸がかろうじて10%台 新型コロナ

北陸新幹線とともに、かろうじて2桁の予約率をキープした上越新幹線。写真は新潟駅在来線ホームから見たE4系。
北陸新幹線とともに、かろうじて2桁の予約率をキープした上越新幹線。写真は新潟駅在来線ホームから見たE4系。全 5 枚

JR旅客6社は4月14日、ゴールデンウィーク(GW)期間中の4月24日~5月6日における指定席予約状況を明らかにした。各社とも新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、対前年同日と比べてかつてない大幅な落込みを見せている。

発表によると、新幹線と在来線を含めたトータルの予約率は、JR北海道が5.2%、JR東日本が11%、JR東海とJR西日本が9%、JR四国が5.8%(在来線のみ)、JR九州が5.2%となっており、JR東日本を除くと軒並み10%未満となっている。

なかでも新幹線の落込みが大きく、北海道新幹線が3.6%、東北新幹線と山形新幹線が9%、秋田新幹線が8%、上越新幹線が13%、北陸新幹線が10%、東海道新幹線が9%、山陽新幹線が8%、九州新幹線が5.4%となっており、上越新幹線と北陸新幹線がかろうじて10%台に乗っているに過ぎない。

こうしたなかにあって、JR北海道、JR東日本、JR西日本の3社は、5月末までとしていた北海道・東北・上越・北陸各新幹線の「グランクラス」営業中止を6月30日まで延長するほか、6月中に運行する臨時列車の指定席発売も中止するとしている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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