5Gを使って災害時に放置車両を遠隔撤去 ソフトバンクなどが実証実験に成功

5Gを活用した車両の遠隔運転実証実験の様子
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ソフトバンクとWireless City Planning(WCP)、エフ・イー・ヴイ・ジャパンは4月20日、北九州市、北九州産業学術推進機構の支援の下、第5世代移動通信システム(5G)を活用した「車両の遠隔運転」の応用事例に関するフィールド実証実験を実施したと発表した。

実証実験は総務省の「高速移動時において無線区間1ms、End-to-Endで10msの低遅延かつ高信頼な通信を可能とする第5世代移動通信システムの技術的条件等に関する調査検討」の請負を受けたもので、3月24、25日に実施した。災害発生時、救援や復旧の際に障害となる放置車両を、5Gの大容量・低遅延という特性を生かして被災現場外の場所から遠隔で撤去、迅速な災害救援に必要な道路啓開し、被災時の二次災害防止への活用を目指したもの。

実証実験では、5G実験基地局を北九州学術研究都市(北九州市若松区)に設置し、5G無線端末を遠隔運転車両、遠隔操作センター(仮設)に取り付けて5Gの応用事例として災害発生後の二次災害発生の抑制を目的とした「遠隔運転による放置車両の撤去」のデモを実施した。

実験の結果、5Gの実験通信回線を通じた車両の遠隔制御で5Gの大容量・低遅延という特性の有効性を実証できたとしている。将来的には5Gの特長を生かして被災していない遠隔地から被災地の放置車両の撤去することなどへの応用事例が想定しており、被災地の道路啓開への応用が期待できるとしている。

《レスポンス編集部》

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