アウディ A3セダン 新型、2世代目を欧州発表

パワフルかつエレガントさを追求したエクステリア

エアロダイナミクス性能を向上

最新のデジタルコックピット

アウディ A3 セダン 新型
アウディ A3 セダン 新型全 18 枚

アウディは4月21日、新型『A3セダン』(Audi A3 Sedan)を欧州で発表した。

A3セダンは、新型が2世代目となる。コンパクトな4ドアセダンは、インフォテインメントからアシストシステムまで、フルデジタルで接続されているのが特長だ。エレガントなボディの下には、新しいパワートレインと洗練されたサスペンションを搭載し、ダイナミックかつ効率的なドライビングエクスペリエンスを追求している。

デザインは、スポーティかつエレガントだ。ボディサイズは、全長が4500mm、全幅が1820mm、全高が1430mm。従来型と比較して、40mm長く、20mmワイド、10mm背が高い。2635mmのホイールベースは、従来型と変わっていない。

運転席の位置を低くすることにより、ヘッドルームが20mm広くなった。また、肘周りのスペースにもゆとりが増えた。トランク容量は425リットルで、従来型と同容量だ。

アウディ A3 セダン 新型アウディ A3 セダン 新型

パワフルかつエレガントさを追求したエクステリア

フロントマスクは、印象的なヘッドライトやハニカムパターンの大型シングルフレームが印象的だ。マトリクスLEDテクノロジーを搭載した最上位モデルには、デジタルデイタイムランニングライトが採用される。このデジタルデイタイムランニングライト3×5配列の15個のLEDで構成された。アウディによると、個性的なライトシグネチャーを生み出すことで、新型であることをすぐに識別できるという。

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ボディラインは、リアバンパーまで伸びている。これにより、ボディの長さが強調されており、車体側面にエレガントさも表現する。ワイドなフェンダーは、4WDシステムの「クワトロ」の存在感を際立たせる。ルーフラインは、クーペのようにBピラーから力強く傾斜し、トランクのスポイラーにつながる。オプションでカーボンファイバー製パーツが選択できる。視覚的なアクセントを提供し、4ドアセダンの力強いフォルムが強調される。

エアロダイナミクス性能を向上

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エアロダイナミクス性能もいっそう高めた。ディーゼルの「2.0 TDI」(最大出力150ps)搭載車の場合、前面空気抵抗を示すCd値は0.25を達成した。アウディによると、従来型に対して、0.04優れているという。

シングルフレームグリルの奥には、2つの電動ルーバーを備えた可変式の冷却エア導入口が設けられた。走行状況に応じて、空気の流れを調整する。さらに、パネル付きのアンダーボディ、空力性能が引き上げられたドアミラー、アクティブブレーキ冷却システムにより、エアロダイナミクス性能を追求している。

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最新のデジタルコックピット

コックピットは、ドライバー重視の設計とした。中央のMMIタッチディスプレイを備えたインストルメントパネルは、ドライバーに向かってわずかに傾いている。

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10.1インチのタッチディスプレイを標準装備し、インストルメントパネル中央に一体化。手書き文字入力に対応し、音によるフィードバックを提供する。日常会話に対応したボイスコントロールで操作することもできる。

デジタル表示のインパネも標準装備。マルチファンクションステアリングホイールを介して操作できる。オプションの「アウディ バーチャルコックピット」には、ナビゲーションマップの拡大表示などの機能が追加された。「バーチャルコックピットプラス」のディスプレイサイズは12.3インチだ。スポーティなグラフィックを含む3種類のビューが切り替えられる。重要な情報をフロントガラスにカラーで投影するヘッドアップディスプレイはオプション設定としている。

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MMI操作コンセプトは、新しい第3世代のモジュラーインフォテインメントプラットフォームによって、機能が強化された。演算能力は従来型の10倍だ。電話機能やLTE-アドバンスト規格に対応した「Audi connect」サービスを含むコネクティビティ関連のすべての機能に加えて、Wi-Fiホットスポット機能も組み込んだ。

Audi connectは、POI(Point of Interest)情報に、写真、営業時間、ユーザーレビューなどを追加する。Audi connectサービスには、「Car-to-X」サービスも含まれている。「myAudi」アプリ、Apple の「CarPlay」、グーグルの「Android Auto」、アウディフォンボックスを介して、スマートフォンと接続することができる。アウディフォンボックスは、非接触充電も可能。Amazon の「アレクサ」も、利用できるようになる。

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《森脇稔》

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