Carstayは、新型コロナウイルス感染症(COVID19)の早期収束に向け、キャンピングカーやキャンピングトレーラーなどを医療機関に無償で貸し出す「バンシェルター」プロジェクトを開始した。
バンシェルターは、新型コロナウイルス感染症の最前線で闘う医療関係者を支援する目的にCarLife Japanと共同運営するプロジェクト。キャンピングカーや車中泊仕様車に特化したカーシェアサービス「バンシェア」を軸に、キャンピングカーのレンタル会社や保有者とともに、新型コロナウイルス感染症の早期収束に向けて支援し、再び車旅・バンライフを楽しむことができる社会を取り戻すために発足した。
バンシェルタープロジェクトでは、キャンピングカーやトレーラー、テント、寝袋、発電機などを医療施設に無償で約1か月間貸与。各病院の駐車場などに設置することで、病床不足の解消や医療関係者の休憩所として役立てることができる。期間終了後は、バンシェアを介して有償で継続利用も可能だ。
Carstayは4月10日より、川崎市立井田病院にキャンピングカーおよびトレーラーの無償貸し出しを開始。すでにその他医療機関からも約10件の問い合わせを受けている。現在、導入先となる医療機関を募集しており、今後は関東から順次全国へと拡大。合計100台以上の車両提供を目指す。
「バンシェルター」プロジェクトまた、Carstayは4月23日より、同プロジェクトの助成支援を全国各地から募るため、クラウドファンディングをCAMPFIREにて開始。全国の車旅、アウトドア、キャンピングカーなどの関係者や賛同者から合計1000万円の協力資金の調達を目指す。