VWトレイトン、営業利益は67%減 2020年第1四半期暫定決算

VWトラック&バス「トレイトン」のスカニア、フォルクスワーゲン・トラック・バス、MAN
VWトラック&バス「トレイトン」のスカニア、フォルクスワーゲン・トラック・バス、MAN全 1 枚

フォルクスワーゲングループ(Volkswagen Group)は4月21日、トラックとバス部門の「トレイトン」(TRATON)の2020年第1四半期(1~3月)決算(暫定値)を発表した。

フォルクスワーゲングループは2015年、傘下の商用車メーカーを再編し、フォルクスワーゲン・トラック&バス社を設立した。2018年には、トレイトンに社名を変更。トレイトンには、フォルクスワーゲングループ傘下のドイツのMAN、スウェーデンのスカニアなどが属する。

トレイトンの2020年第1四半期決算では、売上高がおよそ57億ユーロ(約6660億円)。前年同期の64億ユーロに対して、11%減とマイナスに転じた。

また、2020年第1四半期の営業利益は、およそ1億6000万ユーロ(約187億円)。前年同期の4億9000万ユーロに対して、67.4%減と大幅な減益となった。

大幅な減益となったのは、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の影響により、新車需要が落ち込んだため。現在、サプライヤーのボトルネックにより、トレイトンはグループ内での生産を停止している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  2. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  3. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  4. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  5. 日産『エクストレイル』米国版が2026年型に、新グレード「ダークアーマー」設定
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る