ダイムラーの実質利益78%減 2020年第1四半期暫定決算

ダイムラーのドイツ本社
ダイムラーのドイツ本社全 2 枚

ダイムラー(Daimler)は4月22日、2020年第1四半期(1~3月)の決算(暫定値)を発表した。

同社の発表によると、メルセデスベンツなどグループ全体の第1四半期の調整後のEBIT(利払前・税引前利益)は7億1900万ユーロ(約837億円)。前年同期の23億1000万ユーロに対して、78%の減益となった。

グループ全体の7億1900万ユーロの調整後EBITのうち、主力のメルセデスベンツ(乗用車とバン)は、6億0300万ユーロ(約702億円)。前年同期の13億7200万ユーロに対して、56%の減益となっている。

大幅な減益となった主な要因は、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染拡大による新車需要の落ち込みだ。なお、ダイムラーの取締役会は、2020年の業績見通しを、新型コロナウイルスによる影響が予測できないとして、撤回している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  5. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る