ボルボ XC60/XC90、48Vハイブリッドパワートレインを導入…634万円より

ボルボ XC60 B5 AWDインスクリプション(左)とXC90 B5 AWD ノルディックエディション
ボルボ XC60 B5 AWDインスクリプション(左)とXC90 B5 AWD ノルディックエディション全 14 枚

ボルボ・カー・ジャパンは、ボルボ初となる新開発48Vハイブリッドパワートレイン「B5」をXC60およびXC90に追加し、4月23日より発売。また、限定車「XC90 B5 AWD ノルディックエディション」 を設定し、同日より販売を開始した。

B5パワートレインは、ISGM(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター・モジュール)により、回生ブレーキで発電した電力を48Vリチウムイオンバッテリーに蓄電。エンジンの始動や動力補助を行う。また、スターターモーターの代わりにISGMでエンジンを始動することで、アイドリングストップ後の再始動時におけるノイズやバイブレーションを低減する。

ハイブリッドシステムに組み合わせるパワーユニットは、新世代パワートレインDrive-Eの第3世代となる4気筒2リットルガソリンエンジン。シリンダーの表面処理の改良など、エンジン内部のフリクション低減を図るとともに、CDA(気筒休止)システムを導入したことで燃費を向上させた。また、エンジンパフォーマンスに影響を与えることなく、車内外の騒音レベルを抑えるために、エキゾーストシステムをはじめ様々な機構の改良も実施している。

また、今回ギヤセレクターをバイワイヤー化したことにより、XC60 B5 AWD インスクリプションには、スウェーデン・オレフォス社のクリスタルガラスシフトノブを採用している。

パノラマガラスサンルーフパノラマガラスサンルーフ

安全面では他の新世代ボルボ車と同様、「シティセーフティ(衝突回避・被害軽減ブレーキシステム)」をはじめ、16種類以上の先進安全・運転支援機能「インテリセーフ」を全車に標準装備する。

限定車 XC90 B5 AWD ノルディックエディションは「XC90 B5 AWD モメンタム」をベースに、パノラマガラスサンルーフやハーマンカードンプレミアムサウンドオーディオシステム、通常のモメンタムグレードには設定のない専用20インチアルミホイール」などを装備。スカンジナビアンデザインを感じさせるリニアウォールナットウッドパネルなど、カラーコンビネーションの内外装を設定したディーラー特別限定車となる。

スウェーデン・オレフォス社のクリスタルガラスシフトノブスウェーデン・オレフォス社のクリスタルガラスシフトノブ

価格はXC60 B5 AWDモメンタムが634万円、同インスクリプションが734万円、XC90 B5 AWDモメンタムが824万円、限定車 XC90 B5 AWD ノルディックエディションが879万円。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. マツダ、新型3列シートSUV『CX-80』をついに世界初公開 日本導入時期は
  2. トヨタ『ランドクルーザー250』発売、520万円から…特別仕様車も
  3. ジムニー愛好者必見! ベルサスVV25MXが切り拓く新たなカスタムトレンドPR
  4. シトロエンの新デザイン採用、『C3エアクロス』新型を欧州発表
  5. トヨタ カムリ 新型、全車ハイブリッドに…今春米国発売
  6. トヨタ堤工場、2週間生産停止の真相、『プリウス』後席ドア不具合で13万台超リコール[新聞ウォッチ]
  7. トヨタ ランドクルーザー250 をモデリスタがカスタム…都会派もアウトドア派も
  8. 一気に200馬力以上のパワーアップ!? アウディのスーパーワゴン『RS4アバント』後継モデルは電動化で進化する
  9. アルファロメオ『ジュニア』がミラノ・デザインウィーク2024に登場
  10. 日産はなぜ全固体電池にこだわるのか? 8月にも横浜工場でパイロットプラントを稼働
ランキングをもっと見る