ZMP、360°超近距離計測3D-LiDARの販売を開始

RS-Bpearlによるトンネル内や道路走行中の通過車両の点群画像など
RS-Bpearlによるトンネル内や道路走行中の通過車両の点群画像など全 4 枚

ZMPは4月22日、中国ロボセンス社が開発・量産化した超広角・超近距離計測3D-LiDAR「RS-Bpearl」の販売を開始した。

市販LiDARの最短計測距離は20~50cmのものがほとんどだが、それでは周囲の障害物を完全に認識できているとは言えない。今回発売したRS-Bpearlの最短計測距離は5cm未満。ロボットや車両のごく近くの障害物を検出できる。また、最大計測距離は100mで、狭い通路や交通量の多い場所で活躍するロボットや車両の周囲計測、障害物検出などに活用できる。

視野角は垂直90°、水平360°の超広角。ロボットや車両などの移動体上部に取り付けることで、トンネルや地下水路の天井高や形状把握ができ、自動走行における判断力の向上、さらなる安全確保を実現する。サイズは直径100mm×高さ111mmで、上部半球の光学部分以外を機体に埋め込むことでコンパクトな設計が可能。自動運転車両の4面に埋め込むことで360°死角なしで運転可能領域を示すことができるほか、宅配ロボットや搬送ロボットにも活用できる。

価格(税別)は49万8000円。

《纐纈敏也@DAYS》

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