送迎バス運行の大東観光交通が破産申請---新型コロナの影響が厳しい旅客輸送業

東京商工リサーチによると、送迎バス運行などを展開していた大東観光交通(神奈川県相模原市)が4月22日、横浜地裁に破産を申請した。負債総額は約2億円。

大東観光交通は1948年1月設立。ピーク時にはバス22台を擁し、1998年3月期には売上高約4億1000万円を計上していた。しかし、その後は同業者との競争激化や旅行1回あたりの単価下落などで業績は下降線をたどり、車両も12台まで減少。2019年3月期には売上高が約1億2500万円まで落ち込むなど、業績不振に歯止めが掛からず、多額の負債を抱えていた。

2020年3月に小出社長が死去したことに加え、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染拡大で先々の受注がキャンセルとなり、先行きの見通しも立たず、事業継続を断念した。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る