送迎バス運行の大東観光交通が破産申請---新型コロナの影響が厳しい旅客輸送業

東京商工リサーチによると、送迎バス運行などを展開していた大東観光交通(神奈川県相模原市)が4月22日、横浜地裁に破産を申請した。負債総額は約2億円。

大東観光交通は1948年1月設立。ピーク時にはバス22台を擁し、1998年3月期には売上高約4億1000万円を計上していた。しかし、その後は同業者との競争激化や旅行1回あたりの単価下落などで業績は下降線をたどり、車両も12台まで減少。2019年3月期には売上高が約1億2500万円まで落ち込むなど、業績不振に歯止めが掛からず、多額の負債を抱えていた。

2020年3月に小出社長が死去したことに加え、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染拡大で先々の受注がキャンセルとなり、先行きの見通しも立たず、事業継続を断念した。

《纐纈敏也@DAYS》

ピックアップ