【トヨタ ヤリスクロス】日本は2020年秋、欧州は2021年半ばに発売へ[動画]

大胆なフェンダーとダイヤモンド形のボディ

新型ヤリスよりも240mm長く90mm背が高い

ハイブリッドは1.5リットル3気筒エンジン+モーター

トヨタ・ヤリスクロス
トヨタ・ヤリスクロス全 16 枚

トヨタ自動車は4月23日、新型車の『ヤリスクロス』(Toyota Yaris Cross)を発表した。ヤリスクロスは、新型『ヤリス』と車台を共有するコンパクトSUVだ。日本では2020年秋、欧州では2021年半ばの発売を予定している。

画像:トヨタ・ヤリス クロス

ヤリスクロスは、ヤリスブランドで築いてきた「走る楽しさへのこだわり」「クラスを超えた質感」を受け継ぎつつ、都市型コンパクトSUVを再定義することを目指して開発された。

新型ヤリスと同じく、ヤリスクロスには、トヨタの新世代コンパクトカー向け「TNGA」プラットフォームの「GA-B」と、一新したハイブリッドシステムを採用した。また、取り回しの良いボディサイズと、居住性や荷室空間といったSUVらしいユーティリティ性能を両立させている。

大胆なフェンダーとダイヤモンド形のボディ

エクステリアデザインは、シンプルながらも、SUVならではのロバスト(頑強さ)を表現した。真横から見た場合、4つの大胆なフェンダーと、ダイヤモンド形のボディシェイプを組み合わせることにより、力強く洗練されたエネルギッシュなフォルムを生み出している。ホイールサイズは、最大で18インチが用意された。

リアは、水平基調のテールランプを採用した。テールゲートは大きく開き、ラゲッジスペースの日常の使い勝手を高めている。荷物で両手がふさがっている場合に便利なパワーバックドアが設定される。

新型ヤリスよりも240mm長く90mm背が高い

ボディサイズは、全長4180mm、全幅1765mm、全高1560mm、ホイールベース2560mmだ。新型ヤリスと比較すると、240mm長く、20mmワイドで、90mm背が高い。2560mmのホイールベースは同数値だ。また、フロントオーバーハングは60mm、リアオーバーハングは180mm延びて、より多くの室内スペースを確保。最低地上高も30mm引き上げられている。

インテリアデザインは、ワンクラス上の質感と居心地の良さが感じられる造形とした。実用的で広い空間を追求し、トランクも充分な容量を確保した。後席は40:20:40の3分割で折りたたむことが可能で、トランクスペースが拡大できる。

トランクの床下には、サブトランクが設けられた。荷室フロアの高さを調整でき、トランクスペースを広げることができる。トランクには、新開発のフレックスベルトシステムが装備されており、積載物を固定し、走行中の移動を防ぐ。

ハイブリッドは1.5リットル3気筒エンジン+モーター

ヤリスクロスには、トヨタの第4世代ハイブリッドテクノロジーを搭載する。『カローラ』、『C-HR』、『RAV4』、『カムリ』などに採用されている2.0と2.5リットルのハイブリッドパワートレイン技術を導入して開発された最新の1.5リットルハイブリッドシステムを搭載する。アトキンソンサイクルの1.5リットル直列3気筒ガソリンエンジン「ダイナミックフォース」は、摩擦や機械的損失を減らし、燃焼速度を最適化するように設計された。その結果、低エンジン回転域において、高いトルクと優れた燃費を実現する。エンジンの熱効率は40%で、同等のディーゼルエンジンよりも優れており、高い燃費と低いCO2排出量を可能にしているという。

この新しいハイブリッドシステムは、最大出力116hpを発生する。CO2排出量は、駆動方式がFFは90g/km以下、4WDは100g/km以下(いずれもNEDC:新欧州サイクル)となる。

4WDシステムは、インテリジェントな全輪駆動システムの「AWD-i」だ。日常走行だけでなく、低グリップ路面において、さらなる安定性とトラクションを追求した。電気式の4WDシステムは、機械式AWDユニットよりもコンパクトで軽量なため、競合する全輪駆動のBセグメントSUVよりも、燃費とCO2排出量に優れるという。

このシステムは、通常走行はFFで、加速時やスリップを検知した時、駆動トルクを後輪に送り、4WDに切り替わる。たとえば、濡れた石畳の上、大雨、雪の上、砂の上などで、自動的に4WDに切り替わる。

なお、ヤリスクロスは、日本市場向けには、トヨタ自動車東日本、欧州市場向けには、フランス工場での生産を予定している。

《森脇稔》

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