トヨタ C-HR にBE-FITトレードインスピーカー+DSPの装着でどう変わる?

トヨタ C-HRにトレードインスピーカー+DSPの装着でどう変わる?
トヨタ C-HRにトレードインスピーカー+DSPの装着でどう変わる?全 6 枚

カーオーディオの音質アップにおいてキーポイントになっているDSPやDSPアンプ。サウンドチューニングを施すことで音質を改善する効果がある。BE-FITブランドから登場したDSPアンプ「PLUG&PLAY640」を参考にその魅力と効果について紹介していこう。

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プロセッサーってなに?
なぜプロセッサーが必要なの?

オーディオの音を良くする方法はさまざま。しかし純正の状態に大きく手を加えることなく、効果的に高音質を得る方法は限られてくる。その手法のひとつがDSP(デジタル・シグナル・プロセッサー)の導入だ。聞き慣れない読者も多いだろうが、DSPとはオーディオの音楽信号をデジタル処理して、スピーカーに出力するユニットのこと。さらにDSPに加え内蔵アンプを備えているユニットをDSPアンプと呼ぶ。今回はこのDSPアンプの効果について紹介していくこととしよう。

ではDSPが具体的にどんな働きをしているのかを紹介してみよう。CDやDAP(携帯音楽プレイヤー)、メモリーなどに保存されている音楽データは純正オーディオで再生され、スピーカーに出力されて再生される。DSPアンプは純正オーディオとスピーカーの間に割り込ませる形で設置することになる。プレイヤーで再生された音楽信号をDSPアンプ内で信号処理するのが主な目的だ。

例えばイコライザーで周波数の乱れを整えて、本来の音源の特性に近づけるのもひとつの機能。また前後左右の各スピーカーからリスナーであるドライバーへの距離差を補正するのがタイムアライメントの役目だ。これらを駆使することで、音をクリアに際立たせたり、目の前で演奏しているような雰囲気を再現したりすることが可能になる。純正オーディオに装備されている簡素な調整機能だけでは補いきれない音の調整を詳細にこなし、高音質を得られるのがDSPアンプの大きな魅力だ。

純正オーディオのシステムに
無加工で取り付けられるDSPアンプ

次にDSPアンプを実際に導入したデモカーを見ていくこととしよう。今回注目したのはBEWITH(ビーウィズ)のコンセプトブランドとして立ち上げられたBE-FIT(ビーフィット)のDSPアンプである「PLUG&PLAY640」だ。イコライザーやタイムアライメントといった充実の調整機能を備え、25W×4チャンネルの内蔵アンプを搭載したユニットだ。4チャンネルのスピーカー入力を持つので、純正の前後スピーカー配線をそのまま接続可能。車種によっては専用ケーブルキットが用意されるので、カプラーオンで接続といったスマートな取り付けも魅力だ。

取材したデモカーはトヨタC-HR。ヘッドユニットは純正とし、スピーカーにはBEWITH「BE-FIT AM for TOYOTA」の2ウェイフロントセットを純正位置に交換で取り付けた状態。そこにDSPアンプ「BE-FIT PLUG&PLAY640」を取り付けることで、大幅な音質アップが可能なことをわかりやすく体感できる車両だ。

このシステム最大の特徴はその手軽さだ。デモカーではスピーカーを交換してあるが、純正スピーカーのままDSPアンプを導入するプランもありだろう。DSPの追加とその機能を使用した確実な調整が、音質アップに対してどれほど効果的なのか体感することができる。取り付けもスマートで車両の大幅な加工が必要ない、魅力のシステムアップとなっている。

オートチューニングでクリアさや
確かな定位も感じられるサウンドに進化

「PLUG&PLAY640」による調整方法について紹介しよう。測定~調整の作業はオートで行われる。「PLUG&PLAY640」を純正システムに接続した後、PCと測定用マイクロフォンを用意しテスト信号を再生。すると「PLUG&PLAY640」は車室内の音響特性を測定し、それに対してタイムアライメント、31バンドのイコライザーを駆使して、最適なサウンドチューニングを実施する。ここまでの作業をすべて自動で行うオートチューニングを搭載しているのも「PLUG&PLAY640」の特徴だ。

実際に、DSPアンプなしの状態と「PLUG&PLAY640」を取り付けてオートチューニングを行った状態の音を聴き比べてみた。もっともわかりやすいのは音のクリア感が格段にアップしている点だ。スッキリと鮮明なサウンドになっているのがよくわかる。音楽の細部までをリアルに表現し心地良さは大幅にアップする。さらに目の前でボーカルが歌っているような確かな定位が現れるのも特徴。車内に立体的な音響空間が現れるのも純正オーディオでは感じられなかった魅力のポイントだ。

純正システムを大きく変更することなく高音質化したいというライトユーザーのニーズに応えるDSPアンプ「PLUG&PLAY640」。手軽に、なおかつ確実にサウンドレベルを向上させるには見逃せないユニットとなった。DSPアンプの追加は、きっちり調整した音がいかに快適で心地良いかを体感できる最短ルートのシステムアップ方法と言えるだろう。

《土田康弘》

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