BMW/MINI オーナーに朗報! 愛車の音質を向上させるパッケージが登場

『デジ/アナオーディオパッケージ』にセットされているスピーカーの1つ、フォーカル・ES 100 K。
『デジ/アナオーディオパッケージ』にセットされているスピーカーの1つ、フォーカル・ES 100 K。全 3 枚

「BMW」は、世界に名だたる一流の自動車メーカーの1つだ。しかし、純正オーディオの音に不満を抱くオーナーが少なくないとの指摘も、ちらほら聞かれる。しかし、ここで紹介する『デジ/アナオーディオパッケージ』を用いると、その不満を解消可能だ。

なお、当パッケージをプロデュースするのは、奈良県の実力カーオーディオ・プロショップ、“ブリーズ”。さて、その中身とは…。

「BMW/MINI」の純正オーディオの音に不満を抱くオーナーが多い、その理由とは…。

最初に、「BMW/MINI」の純正スピーカーの仕様を簡単に説明しておこう。「BMW/MINI」では、オプションを選ばない場合以下のようなスピーカーレイアウトとなっている。サブウーファーが左右のフロントシートの下にあり、フルレンジスピーカーがドアに装着されている。

当パッケージには、取付工賃も含まれている。当パッケージには、取付工賃も含まれている。

で、このスピーカーシステムの音に不満を抱くオーナーが少なくないその理由とは…。

主には2つの要因が指摘されている。1つ目は「高音再生用のスピーカーである“ツイーター”がないから」だ。ドアに取り付けられているスピーカーは、一般的な純正ドアスピーカーと比べて口径が小さいので、それらより高域再生能力は高めだ。しかし、“ツイーター”が設定されている場合と比してビハインドがあることも確かだ。

“デッドニング”作業が実行されている様子。“デッドニング”作業が実行されている様子。

2つめの要因は、「ドアスピーカーとサブウーファーの両方がフルレンジで鳴っているから」だ。普通“マルチウェイスピーカー”では、役割分担が成される。そうすることで、各スピーカーが得意な仕事に専念でき、効率良くスムーズに音楽を鳴らせるようになる。しかし「BMW/MINI」ではそうはなっていない。結果、ドアスピーカーにもサブウーファーにも多くの負担が掛かり、スムーズな再生がし難くなっている。さらには音がダブって聴こえることにもなるので、その点でも少なからず弊害が発生する。

しかし、ここで紹介する『デジ/アナオーディオパッケージ』を用いると、これらの不利点を同時に解消可能となる。そしてそうでありながら、クルマに与えるダメージは極々少ない。サウンドはガラリと変わるが大がかりな改造は不要、というわけなのだ。

「パワーアンプ内蔵DSP」と「スピーカー」、さらには“取付部材”と“取付工賃”も完全パッケージ!

では、この専用パッケージがどのようにして「BMW/MINI」の“音的な不利”を解決するのかを説明していこうと思うのだがその前に、セットの中身を紹介しておきたい。含まれるものは以下のとおりだ。「パワーアンプ内蔵DSP」、「セパレート2ウェイスピーカー」、「ドアチューニング」、「インナーバッフル」、「カプラーオンコネクターハーネス」、「取り付け工賃」、「サウンドチューニング」。

カーオーディオに詳しくない方にとってはそれぞれが何なのか分かりづらいかもしれないので、補足しよう。まず、追加/交換するユニットは、「パワーアンプ内蔵DSP」と「スピーカー」だ。そしてそれ以外のものは、この2つを取り付けるための“必要部材”と“必要作業”だと思ってほしい。それらがすべて含まれている、というわけなのだ。

また、「パワーアンプ内蔵DSP」が何なのか分からないという方も少なくないだろう。“DSP”とは、“デジタル・シグナル・プロセッサー”の略称で、要は「音楽信号を、デジタル制御する機械」だと理解してほしい。

以上を踏まえて、当パッケージが「BMW/MINI」の音を変えられる理由を説明していこう。理由は主に3つある。1つ目は、「交換するスピーカーが高性能だから」だ。セットは実は5タイプ用意されていて、それぞれで使用するスピーカーが異なっているのだが、それらはどれも、純正スピーカーと比べて明らかに高性能。しかも“ツイーター”が設定されることとなるので、高音再生能力はぐっと高まる。結果、音が良くなる。

“デジタル機器”で高度にサウンド制御しつつ、“アナログ機器”も用いて合理的に取り付け!

2つ目の理由は、「サブウーファーとドアスピーカー間の“信号の帯域分割”を行えるから」だ。「パワーアンプ内蔵DSP」はまず、この点で力を発揮する。当機器に搭載されている“クロスオーバー機能”を使うことで、サブウーファーには重低音の信号だけを送り込め、ドアスピーカーには重低音をカットした信号を送り込める。かくして、それぞれのスピーカーが得意な仕事だけに専念でき、負担が減る。結果、純正サブウーファーのサウンドクオリティも上がり、かつ音がダブって聴こえるという問題も解消される。

そして3つ目の理由は、「“DSP”による高度なサウンドチューニングが可能となるから」だ。“DSP”には「クロスオーバー機能」の他にも高度なコントロール機能が搭載されている。それらを活用することで、車室内に存在する音響的な不利点を改善でき、音が良くなる。

なお、当パッケージの名称に“デジ/アナ”というワードが付いているのだが、その意味についても説明しておこう。ここでの“デジ”とは“デジタル”のことを指し、“アナ”とは“アナログ”のことを指している。で、当パッケージでは“デジタル”機器である“DSP”を用いつつも実は、“アナログ”のサウンド制御パーツも活用する。そのパーツとは“パッシブクロスオーバーネットワーク”だ。これにて、ツイーター”と“ミッドウーファー”間の“信号の帯域分割”を実行する。

“DSP”を用いるのであれば“パッシブ”を不要にもできるのだが、当パッケージではそれを行わない。配線の引き直しが必要となるからだ。それを省くことでコストが抑制でき、改造箇所も減らせる。結果、リセール時の復旧もしやすくなる。“デジ/アナ”仕様とすることで、取り付けの“合理化”と“低価格化”が果たされている、というわけなのだ。

さて、気になるセット価格は、もっともリーズナブルなスピーカーを組み合わせたもので、15万9000円(税抜)。セット内容、そして得られる効果を考えると、この価格は十二分にリーズナブルだ(その他のパッケージ価格は、“ブリーズ”のHPにて要確認)。

関西圏の、音に不満を持っている「BMW/MINI」オーナーは、“ブリーズ”の提供する『デジ/アナオーディオパッケージ』に、要注目!

「BMW/MINI」オーナーに朗報! 愛車の“音質”を向上させる“新感覚カーオーディオパッケージ”が登場! その実力とは…。

《太田祥三》

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