トヨタのハイブリッド車、世界販売1500万台…次世代システムはさらに燃費を向上へ

トヨタのハイブリッド車(欧州仕様)
トヨタのハイブリッド車(欧州仕様)全 2 枚

トヨタ自動車(Toyota)の欧州部門は4月27日、ハイブリッド車の世界累計販売台数が1500万台を突破した、と発表した。

トヨタは1997年8月、同社初の市販ハイブリッド車として、『コースターハイブリッドEV』を、同年12月に世界初の量産ハイブリッド乗用車の『プリウス』を発売した。現在では、トヨタとレクサスのハイブリッド車のグローバルラインナップは、44に拡大している。

トヨタは長年のハイブリッド車の開発の経験により、あらゆる種類の電動パワートレインに共通する電動化技術のノウハウを有している。電気モーター、バッテリー、パワーコントロールユニットの20年以上にわたる開発により、エネルギーを効率的に管理し再利用するノウハウを蓄積しており、ハイブリッド車だけでなく、PHV(プラグインハイブリッド車)、EV、燃料電池車(FCV)を通じて、トヨタとレクサスの顧客に幅広い電動パワートレイン車を用意している。

なお、トヨタは、これまでに販売された1500万台のハイブリッド車のCO2排出抑制効果は、約1億2000万トン以上と試算している。

トヨタは、現在の第 4 世代ハイブリッドシステムを超えるべく、ハイブリッド技術の改良を続け、さらに低いCO2排出量とこれまで以上に優れた燃費を追求していく、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. インフィニティの中型SUV『QX60』、改良新型は表情一新…初の「SPORT」も設定
  2. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
  3. もしも流行の「2段ヘッドライト」がなかったら…!? 一流デザイナーが斬新なフロントマスクを提案
  4. 地面が光る「埋込型信号」が日本初導入、「横断歩道がわかりやすくなった」効果に期待
  5. スバル『クロストレック』を快適にローダウン&スタイリッシュにリフトアップ! ブリッツの車高調「DAMPER ZZ-R」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る