VWグループ、営業利益は76%減 2020年第1四半期決算

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フォルクスワーゲングループ(Volkswagen Group)は4月29日、2020年第1四半期(1~3月)の決算(確定値)を発表した。

同社の発表によると、第1四半期の売上高は、550億5400万ユーロ(約6兆3845億円)。前年同期の600億1200万ユーロに対して、8.3%減とマイナスに転じた。

また、第1四半期の営業利益は、9億0400万ユーロ(約1048億円)。前年同期の38億6800万ユーロに対して、76.6%の減益となった。

大幅な減益となった要因は、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染拡大による部分が大きい。主力の中国市場に端を発し、2020年の最初の3か月間続いた世界的な新型コロナウイルス感染拡大が、フォルクスワーゲングループの業績に大きな影響を与えた。

フランク・ヴィッターCFO(最高財務責任者)は、「世界規模での新型コロナウイルスの感染拡大が、第1四半期の業績に大きな影響を与えた。コストを削減し、流動性を確保するために多くの対策を講じ、財務面の健全性を維持している。フォルクスワーゲングループは、この前例のない危機を、決意を持って乗り越えていく」と述べている。

《森脇稔》

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