【スバル WRX STI ファイナルエディション】水平対向エンジンEJ20の勇退を飾る555台限定モデル[動画]

30年間世界中のモータースポーツフィールドで進化を続けてきた水平対向エンジンの集大成となったEJ20 ファイナルエディションは、ベース車両のWRX STI Type Sにバランスドエンジン(ピストン・コンロッド・クランクシャフト)やバランスドクラッチカバー・フライホイールを追加。世界ラリー選手権(WRC)で活躍していたワールドラリーカーを彷彿とさせるゴールド塗装されたBBS製のアルミホイールや、STIロゴが入ったブレンボ製ベンチレーテッドディスクブレーキも装備している。また、フロントグリルとサイドガーニッシュにはSTIエンブレム、エンジンルームには“EJ20 Final Edition”と書かれたオーナメントがつけられている。「フルパッケージ」グレードには、ウルトラスエードと本皮で作られたレカロ製フロントシートや後側方警戒支援システムなどのアドバンスドセーフティーパッケージを装備している。
駆動方式にはAWD、6速MTが採用されている。2.0リットル水平対向エンジンEJ20が発生させる最高出力は308PS、最大トルクは422Nm。価格は452万1000円、フルパッケージは485万1000円となっているが、555台限定の優先購入権の申込みは、2019年11月11日をもって終了している。
《滑川寛》