VWグループ世界販売23%減、2020年第1四半期

フォルクスワーゲン・パサート改良新型
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フォルクスワーゲングループ(Volkswagen Group)は4月29日、2020年第1四半期(1~3月)の世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は200万6000台。前年同期比は23%減と、2年連続のマイナスだった。

2020年第1四半期の市場別販売は、最大市場の中国が61万2737台にとどまり、前年同期比は35.2%減と引き続き減少した。中国を含めたアジア太平洋地域でも、33.6%減の67万4129台と、引き続き前年実績を下回った。

また北米は第1四半期、前年同期比12.9%減の18万8096台と、2年連続で減少した。このうち米国は、前年同期比13.5%減の12万9797台と、マイナスに転じている。

ロシアは第1四半期、前年同期比11.2%増の5万1733台と好調を維持した。欧州は、前年同期比17.9%減の98万3543台と後退した。地元ドイツも15.3%減の27万6988台と、3年ぶりに前年実績を下回った。

フォルクスワーゲングループの2019年の世界新車販売台数は、過去最高の1097万4600台。4年連続で1000万台の大台を突破し、前年比は1.3%増だった。

《森脇稔》

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