アウディとメルセデスベンツ、生産を再開…1か月ぶりにドイツ工場で

アウディのドイツ・インゴルシュタット工場
アウディのドイツ・インゴルシュタット工場全 4 枚
◆アウディは新型A3スポーツバックとQ2の生産を再開

アウディ(Audi)は4月29日、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染拡大の影響で休止していたドイツ・インゴルシュタット本社工場での生産を再開した、と発表した。

インゴルシュタット本社工場では、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、3月中旬に生産を停止した。今回、同工場での生産を、およそ1か月ぶりに再開している。

まずは、ひとつの組立ラインが稼働しており、新型『A3スポーツバック』と『Q2』を生産。従業員の間には、安全のために、プラスチックシートなどの保護対策が施された。

また、プレス工場、車体工場、塗装工場でも、徐々に生産を再開した。約1500人の従業員が、インゴルシュタット本社工場に復帰している。

◆メルセデスベンツ初の市販EVのEQCの生産も再開

メルセデスベンツ(Mercedes-Benz)は4月30日、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染拡大の影響で休止していたドイツの工場での生産を再開した、と発表した。

3月23日の一時停止以来、およそ1か月ぶりに生産を再開したのは、メルセデスベンツ乗用車のジンデルフィンゲンとブレーメン工場、ウンターテュルクハイム、ベルリン、ハンブルクのエンジンや部品工場だ。

例えば、ブレーメン工場では、最量販SUVのメルセデスベンツGLCなど、ラインナップの生産能力が徐々に拡大している。メルセデスベンツブランド初の市販EVの『EQC』の生産も再開した。ジンデルフィンゲン工場では、メルセデスベンツ『Eクラス』と『Sクラス』の生産を再開している。

従業員を保護するために、新型コロナウイルスの感染を防ぐための予防策を講じ、各工場に導入した。これらには、消毒や最低1.5mの社会的距離を維持すること、口と鼻を覆うマスクの使用が含まれている。

《森脇稔》

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