日産自動車は5月4日、新型コロナウイルスの感染拡大防止を目的とする「知的財産に関する新型コロナウイルス感染症対策支援宣言」に発起人企業として参画すると発表した。
新型コロナウイルスの感染拡大を防止するためには、産官学が連携して早期に治療薬やワクチン、医療機器、感染防止製品などの開発・製造することが求められている。
知的財産に関する新型コロナウイルス感染症対策支援宣言は、世界保健機関(WHO)が新型コロナウイルス感染症まん延の終結宣言を行う日まで、新型コロナウイルス感染症の診断、予防、封じ込め、治療をはじめとする感染終結を目的とした行為に対して、保有する特許権・実用新案権・意匠権・著作権の権利行使を行なわず、一切の対価や補償を求めないというもの。
日産は宣言に参画して、関係者と連携し、新型コロナウイルス感染拡大の抑制と医療現場への支援に取り組んでいく。