ジョルダンは4月30日、新宿駅(東京都)の移動ルートに関するデータを公開して民間による移動支援アプリの開発を促進すると発表した。
同社では新宿駅における屋内測位技術の精度比較や、案内誘導サービスの本格的な導入に向けた課題の確認を目的に、2019年11月に東京都主導のもと実証デモを実施した。新宿駅に来た旅行者やベビーカー、車いす利用者など、さまざまな来訪者がスムーズな移動を実現できる民間アプリ開発を促進するのが目的。
今回、実証デモの結果をとりまとめ、新宿駅の改札・エレベーターなどの施設情報や移動ルートに関するオープンデータを、G空間情報センターで公開した。今後、新宿駅の調査をさらに進め、誰もが新宿駅で迷わないサービスを開発して提供する。