ゴールド免許は自動車保険料節約になる…メリットと告知での注意点[マネーの達人]

運転免許証の更新が近づくと、ハガキで案内がやってきますが、自分の免許証が何色になるのかは気になるところです。 免許証の色によって、講義を受ける時間も違ってきます。 しかし、講義の時間を気にすることはあっても、ゴールド免許 […]

ゴールド免許は自動車保険料節約になる…メリットと告知での注意点[マネーの達人]
ゴールド免許は自動車保険料節約になる…メリットと告知での注意点[マネーの達人]全 1 枚

運転免許証の更新が近づくと、ハガキで案内がやってきますが、自分の免許証が何色になるのかは気になるところです。


免許証の色によって、講義を受ける時間も違ってきます。

しかし、講義の時間を気にすることはあっても、ゴールド免許が自動車保険の保険料に関係してくることを知らない人が多いです。

今回は、家計費の節約にもつながるゴールド免許のメリットについて解説していきます。

運転免許証の帯色は3種類ある



運転免許証の帯色は3種類ある

自動車運転免許証を初めて取得した時、免許証をチェックすると有効期限が記載されている下の帯色はグリーンです。

初回更新を終えるとブルーに変わります。

例えば、令和2年に免許を取得した人の免許証は令和4年まで有効となっているので、令和4年の更新時に違反がなければブルーとなるのです。

さらに、更新から5年間、無事故無違反の人は優良ドライバーとしてゴールド免許を取得できます

ゴールド免許を取得すれば、優良講習となり30分で免許更新ができます

ゴールドは特典多数で節約になる



ゴールドは特典多数で節約になる

晴れてゴールド免許を取得できた場合、優良ドライバーには下記のような節約につながる特典があります。

・ 免許更新の費用が安くなる

・ SDカードが取得でき、カードの提携店で割引などのサービスが受けられる

・ 自動車保険の保険が安くなる


なかでも、自動車は維持費もかかるため、保険の保険料が安くなるのは家計にとってはかなりの節約になります。

自動車保険料はどのくらい安くなるのか



自動車保険料はどのくらい安くなるのか

自動車保険の保険料は、さまざまな条件から決定されますが、ゴールド免許証もその1つです。

しかし、どの程度安くなるのかを知らない人が多いのも事実です。

そこで、ブルーの免許証とゴールドの免許証を携帯している人の保険料を比較していきます。

平成30年式の軽自動車を所有しているAさん、50歳で、

35歳以上/対人・対物賠償保険、人身傷害保険、車両保険(車対車+A)/運転者限定なし/17等級/通勤通学使用

という契約内容の場合、

・ゴールド:5,170円/月(年間6万2,040円)

・ブルー:5,780円/月(年間6万9,360円)


となり、月払いで支払いを設定すると1か月610円安くなるので、年間では7,310円も保険料が安くなります

さらに、年払いは月払いより年間保険料がゴールドは5万9,110円、ブルーは6万6,030円と安くなっているので1万円程度の節約になるのです。

自動車保険の保険料、特に軽自動車は増額傾向にあります。

節約するにも保険の範囲を狭めるのは不安な面もあります。

しかし、ゴールド免許を取得していれば、それだけで保険料を抑えることが可能です。

ゴールドと告知する時の注意点



ゴールドと告知する時の注意点

ゴールド免許を保有していれば、保険料は安くなりますが、注意すべき点があります。

例えば、主に運転している人はブルーですが、契約者がゴールドだという理由で被保険者をゴールドにすることはNGです。

自動車保険の被保険者は、その自動車を主に乗っている人になるので気をつけましょう。

また、免許証の中には帯色がブルーで有効期限が5年もいうものがあります。

「5年 = ゴールド」と勘違いをして、更新時にゴールドと告知する人がいますが、この免許証はブルーになるので注意して免許証を確認しましょう。

安全運転でゴールドをめざして節約につなげよう


ゴールド免許は更新の際、時短で済むだけでなくさまざまな特典がついてくることがわかりました。

・ 周りの人の信用度も上がる

・ さまざまな優遇されたサービスが受けられる

・ 自動車保険の保険料が節約ができる

・ 住民票を置いていない地域でも更新が可能


上記のように人の信用の度合いにもつながり、家計の負担も軽減できます。

ゴールド免許を取得するには、初めて取得してから10年近くかかりますが、免許を取得した時から無事故無違反、安全運転を心掛けてハンドルを握りましょう。(執筆者:河野 みゆき)

ゴールド免許で自動車保険料はどのくらい節約になるのか 多数のメリットと告知での注意点

《河野 みゆき》

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