ヤンマー、舶用燃料電池システムの開発を開始 MIRAI用ユニットを活用

MIRAI用燃料電池ユニットをベースにした船舶用水素燃料電池システム
MIRAI用燃料電池ユニットをベースにした船舶用水素燃料電池システム全 1 枚

ヤンマーグループは5月12日、トヨタ・MIRAI用燃料電池ユニットをベースにした船舶用水素燃料電池システムの開発に着手したと発表した。

船舶業界では、排ガス規制により航行を制限されるエリアが設置されるなど、世界的な環境規制強化が進んでいる。ヤンマーグループはこれまで、ディーゼルエンジンやデュアルフューエルエンジンにて各国の排ガス規制にいち早く対応するなど、環境に配慮したものづくりに取り組んできたが、今後は化石燃料に捉われないパワートレインも必要となる。その取り組みの一環として、ヤンマーは水素燃料を利用した将来のパワートレインの技術開発に取り組んでおり、トヨタ自動車と覚書を締結。今回、MIRAI用燃料電池ユニットと高圧水素タンクを使用した船舶用燃料電池システムの開発を開始する。

ヤンマーは、2020年度内を目標に、MIRAI用燃料電池ユニット等のマリナイズによる搭載性の向上および、より長い航続時間の実現を目的として自社製ボートによる実証試験を開始。実用化と将来の多用な用途への適用に向けて開発を進めていく。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 軽自動車よりも小さい! 15歳から運転できるオペル、約132万円から販売
  3. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
  4. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  5. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る