トーヨータイヤ、コロナ禍影響大きく純利益は6割減 2020年1-3月期決算

東洋ゴム ナノエナジー3 プラス(参考画像)
東洋ゴム ナノエナジー3 プラス(参考画像)全 1 枚

トーヨータイヤは5月12日、2020年1~3月期(第1四半期)の連結決算を発表。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、減収減益となった。

第1四半期連結累計期間では、新型コロナウイルス感染拡大による需要減少、各国での外出制限措置等による販売活動の低下、完成車メーカーの生産調整などが大きく影響。売上高は前年同期比8.9%減の820億9400万円、営業利益は同31.8%減の69億3600万円、経常利益は同60.3%減の37億3700万円、四半期純利益は同62.0%減の21億4100万円となった。

市販用タイヤについては、北米・欧州ともに売上高は前年度を下回った。国内向けも天候要因による履き替え需要の遅れと新型コロナウイルスによる需要の減少により販売量、売上高ともに前年度を下回った。新車用タイヤについては、新型コロナウイルスの感染拡大による完成車メーカーの生産調整の影響を受け、国内、海外ともに前年度を下回った。その結果、タイヤ事業の売上高は同8.2%減の722億9700万円、営業利益は同29.8%減の73億9900万円となった。

なお、新型コロナウイルス感染拡大の収束時期の見通しが立っていないことから、2月14日に公表した今期の業績予想は一旦取り下げ、未定とした。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 1回あたり300円、10分で施工できる凄技コーティング、洗車機との相性も抜群『CCウォーターゴールド』が選ばれる理由PR
  2. タイヤブランドGTラジアルよりオールシーズンタイヤ「4シーズンズ」発売
  3. マツダ、電動セダン『EZ-6』世界初公開、24年発売へ SUVコンセプトも…北京モーターショー2024
  4. 【ホンダ ヴェゼル 改良新型】開発責任者に聞いた、改良に求められた「バリュー」と「世界観」とは
  5. スバルとスカイラインにフィーチャー…第4回アリオ上尾 昭和平成オールドカー展示会
  6. アルファロメオ『ステルヴィオ』後継モデルは、大容量バッテリー搭載で航続700km実現か
  7. ディフェンダー 最強モデル「OCTA」、V8ツインターボ搭載…7月発表へ
  8. 見逃せない! ホイールのブレーキダスト除去術 ~Weeklyメンテナンス~
  9. マツダ、電動SUVをサプライズ公開、コンセプトモデル『創 ARATA』とは…北京モーターショー2023
  10. 中国製部品の急成長で2025年以降日本製の車載半導体は使われなくなる…名古屋大学 山本真義 教授[インタビュー]
ランキングをもっと見る