BMWが博物館を再開、ポルシェは博物館を無料開放…新型コロナの休館が解除

BMW博物館
BMW博物館全 3 枚
◆BMW博物館ではMINIのEVに試乗できる機会も

BMWグループ(BMW Group)は5月14日、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染拡大により休館していたドイツのBMW博物館「BMWワールド」を、5月15日から再開すると発表した。

当面の間、BMWワールドは毎日8時から20時まで開館している。新しいジュニアキャンパスのパブリックエリア、車両コレクションエリア、BMWワールドライフスタイル&アクセサリーショップなど、すべての展示エリアが来場者に開放される。

レストランやカフェは、5月25日から営業を再開する予定だ。それまでの間、一部店ではテイクアウトサービスを行う。

BMWワールドでは5月16日から、MIINのEV、『クーパーSE』に試乗する機会が設けられる。毎日10~12時と、14~16時まで、試乗することができる。事前の申し込みとすべての公衆衛生規制の遵守を条件として、試乗できる。

BMWワールドのHelmutKas館長は、「ここ数週間続いたロックダウンから、正常に戻り始めており、来場者を再び迎え入れることが許可され、大変うれしい」と述べている。

◆ポルシェはデジタルライブツアーも行う

ポルシェ(Porsche)は5月14日、ドイツのポルシェ博物館を5月17日の第43回国際博物館デーに合わせて、無料開放すると発表した。ポルシェ博物館は、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染拡大の影響で休館していたが、5月12日に再開している。

国際博物館デーには、2人のガイドがドイツ語と英語で1時間ずつ、展示車両を紹介する。ポルシェ博物館には現在、5600平方mを超えるスペースに、80台以上の車両が展示されている。

デジタルライブツアーも行われ、貴重なプロトタイプやレーシングカー、量産車を見ることができる。デジタルライブツアーはInstagram において、18時30分からドイツ語、深夜0時から英語で始まる。

デジタルライブツアーは順次、中国語、フランス語、イタリア語、日本語、クロアチア語、ルーマニア語、スペイン語、ポルトガル語、トルコ語にも対応する予定だ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. メルセデスベンツ『Cクラス』次期型を予告、光る大型グリル採用…初のEVも設定へ
  4. 「妄想が現実になった」トヨタがAE86のエンジン部品を発売へ…「復刻だけじゃない」その内容に驚きの声
  5. レクサス『IS』改良新型、米国はハイブリッドなし..V6ガソリンだけを設定
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る