ピニンファリーナ、次世代のデジタルコックピット発表

ピニンファリーナの次世代デジタルコックピット「AutonoMIA」
ピニンファリーナの次世代デジタルコックピット「AutonoMIA」全 2 枚

ピニンファリーナ(Pininfarina)は5月15日、次世代のデジタルコックピット、「AutonoMIA」を発表した。

AutonoMIAはAI(人工知能)から5G、ディスプレイから触覚、センサーから自然なインターフェースまで、ドライビング体験の新たな喜びにテクノロジーをどのように生かせるかというテーマを掲げている。AutonoMIAは、新たな戦略的パートナーと共同で開発された。

コラボレーションの中心は、イタリア企業のARTと行ったものだ。ARTは自動車ダッシュボードのユーザーインターフェースにそのノウハウを注ぎ、高度にカスタマイズ可能なインフォテインメントプラットフォームを開発した。ARTは、AutonoMIAのすべてのハードウエアとミドルウエアを手がけている。

また、アプリケーションレイヤーのデザインは、フィンランドの自動車ソフトウエア企業のSiili_autoとの協力によって開発された。シートとすべてのクッション部品は、ARASが手がけている。

AutonoMIAでは、インフォテインメントスクリーンの機能、位置、使い勝手を大きく見直している。将来的にAutonoMIAは、ピニンファリーナのパートナーのWayRayによる拡張現実(AR)体験、ホログラフィック技術のフルカラーヘッドアップディスプレイ、自動運転、都市モビリティとインフォテインメントを足がかりにすることができるという。

ピニンファリーナのシルビオ・ピエトロ・アンゴリCEOは、「AutonoMIAはデジタル化、コネクティビティ、データとAIがモビリティを大きく再定義する時代の中、ピニンファリーナがどのようにしてデザインと創造的テクノロジーを組み合わせ、新たなオンボード体験を生み出すかを提示した」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  3. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  4. BMW、カーボン素材を天然繊維複合素材に置き換え、量産車に採用へ
  5. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る