ポルシェ『911 GT3 R』新型、ニュル王者復活へ初のテストラン!

ポルシェ 911 GT3 R 新型プロトタイプ(スクープ写真)
ポルシェ 911 GT3 R 新型プロトタイプ(スクープ写真)全 19 枚

ポルシェ『911』(992世代)に設定されるレーシングモデル、『911 GT3 R』新型プロトタイプのニュル高速テストをスクープサイト「Spyder7」のカメラが初めて捉えた。

911 GT3 Rは、『911 GT3 RS』をベースに開発されたレーシングカーで、世界を舞台とする「GT3」カテゴリーのレース参戦のために開発された。2018年の「ニュルブルクリンク24時間耐久レース」では優勝、直後に改良モデルを発表しているが、今回は捉えたのは992世代に設定される新型だ。

捉えたプロトタイプは、比較的カモフラージュも軽く、フロントスプリッター、拡張サイドスカート、リアディフューザー、巨大リアウィングを備えたトラック重視のエアロキットなどモータースポーツ仕様特有の要素を見ることができる。

また、ミシュランのレース用スリックタイヤ、フロントフードスクープ、リアフェンダーにエアインテークを追加。さらにリアクォーターウィンドウが、コックピットを効率的に冷却するために使用される通気パネルに置き換えられているほか、キャビン内にはロールケージを配置するなどからも、普通の911ではないことが容易にわかる。

ニュルでのテストは、クラウス・バクラーを含む数人のポルシェ・ファクトリードライバーが、数日にかけてテストを行ったという。現行モデルのパワートレインは、自然吸気の4.0リットル水平対向6気筒エンジンを搭載、最高出力550psを発揮、シーケンシャル6速ギアボックスを介して後輪に送られる。新型に関しては公式情報はないが、これを上回るスペックとなる可能性は高い。

2020年のニュルブルクリンク24時間耐久レースは、新型コロナウィルスの影響で9月に延期されているが、この新型の参戦は2021年以降となるだろう。2018年耐久レースを制した後、2019年では優勝を逃しており、王者復活へ向け開発が加速しそうだ。

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《APOLLO NEWS SERVICE》

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