コンチネンタル、財務基盤を強化…新型コロナによる不確実な経済状況に対応

コンチネンタル本社(独ハノーバー)
コンチネンタル本社(独ハノーバー)全 1 枚

コンチネンタル(Continental)は5月19日、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染拡大による不確実な経済状況に対応するために、財務基盤を強化した、と発表した。

コンチネンタルの2020年第1四半期(1~3月)の決算は、売上高が98億4400万ユーロ(約1兆1625億円)。前年同期の110億4670万ユーロに対して、10.9%減とマイナスに転じた。

また、2020年第1四半期の純利益は、2億9230万ユーロ(約345億円)。前年同期の5億7520万ユーロに対して、49.2%の減益となっている。

コンチネンタルは5月18日、合計15億ユーロの2つの債券を発行した。1つの債券は7億5000万ユーロ分で、償還期間は3.5年、利率は2.125%。2つめの債券は7億5000万ユーロ分で、償還期間は6.25年、利率は2.5%だ。

これにより、コンチネンタルは、財務基盤のさらなる強化を図る。同社は、2020年第1四半期決算の発表時に開示したように、コンチネンタルは3月末時点で、68億ユーロ(8030億円)の手元流動性を確保した、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  2. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  3. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  4. トヨタ『ランクル60』に最新V6ツインターボ移植、「ターボトレイルクルーザー」発表へ…SEMA 2025
  5. 三菱自動車、国内販売は5期連続増 2025年4~9月期実績
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る