ホンダ シビックタイプR 次期型をついにスクープ!ハイブリッド化で400馬力、21年発表か

ホンダ シビックタイプR 次期型プロトタイプ(スクープ写真)
ホンダ シビックタイプR 次期型プロトタイプ(スクープ写真)全 13 枚

ホンダが世界に誇る、高性能5ドア・ハッチバック『シビックタイプR』の次期型プロトタイプを、スクープサイト「Spyder7」のカメラが初めて捉えた。シビックタイプRは今夏、現行改良モデルが発売される予定だが、今回スクープしたのはオールニューモデルだ。

初代シビックタイプRは、『NSX-R』、『インテグラタイプR』に続いて1997年に第三の「R」として設定された。その後2001年に2代目が誕生、2007年には3ナンバーサイズとなる3代目が登場した。

2015年の4代目では、ニュルブルクリンク北コースにて7分50秒63を記録。当時ルノー『メガーヌRS.275トロフィーR』のレコードを破り、量産FFモデル最速の称号を得た。現行型となる5代目は2017年から発売されており、5年ぶりにフルモデルチェンジを迎える。

ホンダ シビックタイプR 次期型プロトタイプ(スクープ写真)ホンダ シビックタイプR 次期型プロトタイプ(スクープ写真)
捉えたプロトタイプは、全身ラッピングだけでなく、スタイリングを隠すために重要な部分にフェイクのバンプを施すなど、かなり厳重にカモフラージュされている。露出しているヘッドライトやテールライトもダミーの可能性が高い。

しかし、20インチとみられるY字タイプのホイール、ワイドフェンダー、ブレンボ製レッドブレーキキャリパー、巨大リアウィングなどからも、これが「タイプR」であることは間違いない。

リアエンドでは、トランクリッドスポイラーも装着、エキゾーストパイプはセンター1本出しだが、テスト用のシステムパーツの可能性があり、今後変化が見られるかもしれない。

ホンダ シビックタイプR 次期型プロトタイプ(スクープ写真)ホンダ シビックタイプR 次期型プロトタイプ(スクープ写真)
キャビン内では、新しいステアリングホイール、インフォテイメントディスプレイ用のタッチスクリーンディスプレイ、フルデジタル・インストルメントクラスタなどの装備が予想される。

ホンダは、2025年までにすべての欧州モデルを電動化することを発表しており、タイプR次期型もハイブリッド化される可能性がある。パワートレインは、2.0リットル直列4気筒VTECターボチャージャー+デュアルモーターを搭載し、最高出力は400psを超えると予想。また『NSX』譲りのトルクベクタリングテクノロジーを流用するとも噂されている。

開発が順調に進めば、次期型のワールドプレミアは2021年内に行われ、2022年に発売されると予想される。

新型車を最速スクープ『Spyder7』をチェック!

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 劇的に流麗! アウディ『Q3スポーツバック』新型に備えよ
  2. ポルシェデザインのタワマンは最高72億5000万円、アジア初バンコクの物件が日本発売へ
  3. 元世界王者レイニー、34年ぶりのラグナセカを特別なヤマハ『XSR900 GP』で駆け抜ける
  4. ルノー、新型SUV『ボレアル』発表…世界70か国以上に投入へ
  5. プロが教える“失敗しない”キャリパー選びと注意点~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
ランキングをもっと見る