緊急事態中の首都高速で側壁に”濃厚接触”事故が多発[新聞ウォッチ]

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気になるニュース・気になる内幕。今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析する新聞ウォッチ。…………

外出自粛を要請した緊急事態宣言が全面解除され、首都圏でも営業再開の動きが広がり、主要な道路などでも渋滞が発生し、ようやく日常がもどりつつあるようだ。

道路の渋滞といえば、緊急事態宣言中の大型連休を含めて道路がガラガラにすいて、猛スピードで走り抜ける“暴走車”もよく見かけた。そんな中、首都高速道路では、4、5月に起きた交通事故のうち、道路の側壁や照明に衝突する「施設接触」の割合が前年同月比で倍増したことがわかったという。

きょうの読売が都内版で「首都高、壁に衝突割合倍増」とのタイトルで「緊急事態宣言に伴う外出自粛で交通量が減り、速度を出し過ぎる車が増えているとみて、注意を呼びかけている」と伝えている。

記事によると、首都高では、事故を「追突」や「横転転覆」など形態別に集計。4月の事故総数367件のうち、「施設接触」は最多の125件で、カーブや合流・分流部分で目立ち、割合は34.1%と前年同月(16.2%)の2倍にも増えたそうだ。また、5月も18日時点で32.3%と、前年同月(15.7%)から倍増しているという。

首都高の交通量は、都内などに緊急事態宣言が出された翌週の4月12~18日が前年同期比34%減、大型連休(4月25日~5月6日)も同40%減、車両同士の追突などの事故総数も半減したという。

曲がりくねった首都高を違反を犯してまで猛スピートで走り抜けるにはレーサー並みのテクニックでなければ難しいが、首都高といえばいつも渋滞の“首都低速”のイメージが強かった。皮肉にも新型コロナウイルスはその常識を大きく変えてしまったようだ。

2020年5月27日付

●株2万1000円回復、経済活動再開を期待(読売・2面)

●企業「在宅が基本」緊急事態解除、新たな勤務形態摸索(読売・9面)

●航空支援独政府が出資、ルフトハンザ株2割取得(読売・9面)

●首都高、壁に衝突割合倍増、前年比、車減り速度超過か(読売・23面)

●自動車5社、営業減益、コロナ影響7社で4500億円(朝日・6面)

●製造業遠い正常化、工場「3密」回避困難(毎経・7面)

●日立、週2~3日出社、在宅前提に脱・時間管理(日経・1面)

●コロナと闘う、トヨタ「改革、私の代でやり切る」(日経・2面)

●日産、3000億円コスト削減、新型コロナ拡大で追加策(日経・2面)

●スズキ営業益34%減、1~3月インド・日本で販売減(日経・17面)

●いすゞ、営業益64%減、今期、世界で商業車低迷(日経・17面)

●私鉄大手、11社が赤字、外出自粛響く(日経・17面)

《福田俊之》

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