BMWは、現在主力モデル『3シリーズ』のハードコアモデル『M3』を開発しているが、その最強チューンとなる『M3 CS』開発車両をスクープサイト「Spyder7」のカメラが捉えた。
捉えたプロトタイプは、アグレッシブなフロントスポイラー、CSスタイルのスプリット・トランクリッドスポイラー、ゴールドのブレーキキャリパー、大径ホイール、クワッドエキゾーストシステムなど、ベースとなる3シリーズと大きく異なるエクステリア持つ。さらに、標準のM3を超えるアップグレードがなされる。
BMW M3 CS 新型プロトタイプ スクープ写真
またこのプロトタイプには装着されていないが、市販型では専用の排気システム、軽量化のためのカーボンファイバーフードとルーフ、アダプティブMサスペンション、微調整されたディファレンシャルなどを搭載するだろう。
キャビン内では、『M340i』と似たデザインが見てとれるが、ヘッドレストが統合されたレザー/アルカンターラ仕上げのバケットシート、カーボンファイバートリム、専用のステアリングホイールを装着しているほか、ATシフトギアも確認できる。
BMW M3 CS 新型プロトタイプ スクープ写真
パワートレインは、3.0リットル直列6気筒ガソリンターボ「S58」エンジンで、最高出力510psと予想される。
M3 CSのワールドプレミアは、2021年内となりそうだ。