モビリティテクノロジーズは5月26日、タクシー配車アプリ「MOV」で乗車中に支払い手続きが完了するアプリ決済機能をにスタートしたと発表した。
今回スタートした新たなアプリ決済機能は、アプリからの注文時に加え、道や乗り場からの乗車時にもネット決済を利用できる機能で、目的地到着後、車内での乗務員との支払いやりとりが不要となる。
アプリ決済では、タブレットに表示される二次元バーコードを読み取る方法に加え、ヤマハが開発した音のユニバーサルデザインプラットフォーム「SoundUD」を活用し、タブレットから発信される音声トリガーをスマートフォンで受信する方法でも可能。特別な操作なく近付けるだけで、車両情報とアプリ情報の紐付けを行うことができる。乗車後、タブレットでアプリ決済を選択し、MOVを開いたスマートフォンを近付け、決済ボタンを押すだけで支払い手続きが完了する。
タブレットが設置されている一部エリアのタクシーからスタートし、2020年8月には全国1万5000台以上で利用が可能となる予定。
決済画面のタブレットのイメージ