PSA、電動化における戦略的提携を拡大…次世代PHV向けトランスミッションを生産

PSAグループの主要電動モデル
PSAグループの主要電動モデル全 1 枚

PSAグループ(PSA Group)は6月2日、電動化の分野での戦略的パートナーシップを拡大することで、パンチパワートレイン社と合意した、と発表した。

PSAグループは2019年4月、パンチパワートレイン社と提携を結んだ。両社は合弁会社を設立し、2022年からフランスのPSAグループの工場において、次世代の電動トランスミッション「e-DCT」を組み立てる。このトランスミッションは、PSAグループの各ブランドの次世代ハイブリッド車に搭載される予定だ。

PSAグループは今回、電動化の分野での戦略的パートナーシップを拡大することで、パンチパワートレイン社と合意した。両社は第2の合弁事業を立ち上げ、次世代のプラグインハイブリッド車(PHV)やマイルドハイブリッド車向けに、「DT2」と呼ばれるデュアルクラッチトランスミッションを設計、製造、供給する。

この合弁事業では当初、PSAグループのグローバル拠点にデュアルクラッチトランスミッションを供給する。その後、世界の他の自動車メーカーに、デュアルクラッチトランスミッションを供給することを目指すという。

コスト効率の高いDT2デュアルクラッチトランスミッションは、マイルドハイブリッド車向けに、自動車業界として初めて、電気モーターとトランスミッションを一体設計した。通常の内燃エンジン駆動車両と比較して、大幅な燃費向上とCO2排出量の削減を可能にする、としている。

《森脇稔》

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