テレワークの“落とし穴”、ホンダで全社員のパソコンに障害発生[新聞ウォッチ]

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気になるニュース・気になる内幕。今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析する新聞ウォッチ。…………

[写真:ホンダ本社(東京青山)]

新型コロナウイルスをきっかけに在宅勤務や遠隔授業が広がり、インターネットのデータ通信量が増えているそうだ。きょうの毎日が経済面で報じているが、NTTコミュニケーションズによると、緊急事態宣言の全面解除後もテレワークがある程度定着したこともあり、感染拡大前の2月下旬と比べて平日昼間で4割程度増加しているという。

そんななか、テレワークの推進に水を差すようなトラブルも発生している。ホンダが全世界の従業員とつながる社内ネットワークシステムに障害が発生したという。きょうの朝日が社会面で取り上げているが、ホンダの社内ネットワークシステムに障害が発覚したのは、6月8日午前9時ごろで、在宅勤務中の社員などのパソコンが突然ダウンし、使用が不能になって業務連絡が途絶えたという。

この影響で、国内工場からの完成車の出荷を一時見合わせたが、午後に復旧したため、生産への影響はなかったとしている。だが、サイバー攻撃を受けた可能性もあり、原因や海外の拠点の影響については調査中という。

全社的にパソコンの使用は制限されているため、社員はメールのやり取りなどができなくなっており、きょう9日の勤務についても、会社都合扱いとはせずに「有給休暇」を推奨とし、多くの社員が複雑な気持ちで“自宅待機中”のようだ。

ホンダでは、3年前の2017年6月にもランサムウエア「WannaCry」の感染被害を受け、狭山工場(埼玉県狭山市)で生産を停止した例もあった。また、コロナウイルス感染防止の観点から、ホンダでも新しい働き方として、テレワークやリモートワークを積極的に取り入れており、先週は、4月に入社した新入社員とのオンライン研修の一環として、八郷隆弘社長とのテレコミュニケーションを実施したばかりだった。

在宅勤務などの社員にとっては、インターネットが生命線であり、そのシステムにトラブルが発生すれば、その日の業務はお手上げ状態。コロナ感染の防止対策ばかりでなく、社内ネットワークのセキュリティ対策についても万全を期す必要があるようだ。ホンダ本社(東京青山)ホンダ本社(東京青山)

2020年6月9日付

●世界成長戦後最悪5.2%減、世銀20年予測、新興国、初マイナス(読売・1面)

●株2万3000円台回復、3か月半ぶり(読売・2面)

トヨタRAV4 PHVトヨタRAV4 PHV●「RAV4」にPHV(読売・9面)

●自動車部品大手赤字相次ぐ、3月期、海外拠点閉鎖が響く(朝日・6面)

●ホンダ、社内システムに障害(朝日・25面)

●新型コロナテレワーク拡大、データ通信4割増加、平日昼間NTTコム調べ(毎日・7面)

●CO2排出ゼロ事業トヨタなどが参加(東京・6面)

●国内観光そろり再開、USJ3か月ぶり営業(日経・3面)

●国内販売電動車6割に、日産23年度までに引き上げ(日経・12面)

《福田俊之》

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