羽田空港に自動運転車椅子など導入 ソーシャルディスタンス確保

WHILL自動運転システム
WHILL自動運転システム全 5 枚

羽田空港の旅客施設を運営管理する日本空港ビルデングは6月8日、新型コロナウイルスの感染拡大対策の一環として自動運転車椅子(人搬送自動運転システム人搬送自動運転システム、WHILL)、 遠隔案内 ロボット(インディアソシエイツ)、消毒ロボット(サイバーダイン)の、3種類のロボットを導入すると発表した。

自動運転車椅子はWHILL製のもの。自動運転システムを搭載したパーソナルモビリティ自体が自動で搭乗ゲートまで顧客を輸送、乗客とスタッフの双方のソーシャルディスタンスを確保する。空港における人搬送用途での自動運転パーソナルモビリティの実用化は世界初となる。

遠隔案内ロボット「MORK空港モデル」はインディアソシエイツ製のもも。2016年から羽田空港で実証実験を繰り返してきたが、今回これまでの実証データを基にカメラやマイクの性能を向上、外形デザインを一部変更した新型機種として完成したことから正式導入する。

自律走行型の消毒作業ロボットはサイバーダインの「CL02消毒作業ロボット」。3月に国内空港で初めて導入したが今回、導入台数と稼働範囲を拡大して改めて正式導入する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  2. 4億円オーバーのV12エンジン搭載「完全アナログ」なハイパーカー登場!
  3. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  4. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  5. 背もたれに貼り付いた子どもたちの頭髪に…学術集会で議論された「ジュニアシートの適正使用」【岩貞るみこの人道車医】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る